平成24年度学校給食モニタリング事業について
東日本大震災に伴って生じた原子力災害によって放射性物質が放出・拡散し、農林水産物の汚染が生じています。この事態を受けて、厚生労働省は、平成24年4月新基準値を定めると共に、基準値を越えた食品の市場流通を規制しています。従って、現在、市場を流通している食材の安全性は、確保されていると考えられています。しかし、学校給食については、保護者等の不安は払拭されておらず、より一層の安心の確保のために、安全の確認が求められています。
このような状況を背景として、岡山県教育委員会は、文部科学省からの委託を受けて、「学校給食モニタリング事業」を行うことになりました。
なお、この事業実施にあたり、検査の実施方法、検査結果の公表および対応方法等について指導助言を受けるために、放射線・放射性物質に関する科学的知識を有する有識者からなる調査委員会を設置します。
このような状況を背景として、岡山県教育委員会は、文部科学省からの委託を受けて、「学校給食モニタリング事業」を行うことになりました。
なお、この事業実施にあたり、検査の実施方法、検査結果の公表および対応方法等について指導助言を受けるために、放射線・放射性物質に関する科学的知識を有する有識者からなる調査委員会を設置します。
1 平成24年度岡山県学校給食モニタリング事業概要について
2 調査委員会について
3 説明会について
資料
中国学園大学 現代生活学部人間栄養学科 教授 多田 幹郎
岡山大学 自然生命科学研究支援センター 准教授 小野 俊朗