岡山県が実施している土木・建築事業(赤崎海岸 高潮事業)
赤崎海岸 高潮事業
〇事業概要
高潮、波浪、津波等により被害が発生すおそれがある地域について、堤防・護岸・離岸堤、突堤等の海岸保全施設の新築又は改良を実施する事業であり、岡山県においては、平成16年の台風第16号の異常潮位と波浪により、県下において1万棟を超える床上・床下浸水被害等が発生した。この災害の発生を受け、台風第16号による既往最高潮位を設計高潮位として、海岸保全施設の整備を進めている。
赤崎海岸は、倉敷市南部の児島に位置し、背後には住宅地や市営競艇場、道路が控えており、築造後40年以上が経過し、護岸の沈下など老朽化が進んでいる。平成16年の台風第16号の高潮では、越波により被害を受けている。隣接する元浜地区の港湾海岸は、高潮対策を実施しており、当箇所と50cm程度の段差が生じている。そこで、高潮による越波を防止するため、高潮対策事業にて堤防補強工(天端高確保,補強)を実施するものである。
事業箇所
現況写真


標準断面図
〇期待される整備効果
背後地(浸水想定)は、面積23.0ha、人口542人である。
〇事業箇所を地図で表示します(リンク)
事業を実施している箇所を地図(おかやま全県統合型Gis)で表示します。
土砂災害危険箇所なども重ねて表示できますので、ご活用ください。