ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ
現在地 トップページ > 組織でさがす > 県民生活部 > 消費生活センター > 【消費のアドバイス】元本割れするとは知らないで契約した銀行窓口での保険契約

本文

【消費のアドバイス】元本割れするとは知らないで契約した銀行窓口での保険契約

印刷ページ表示 ページ番号:0561669 2018年5月2日更新消費生活センター

相談

 高齢の母がA銀行に行って、「定期預金500万円が満期になったので、死亡した時すぐに使える商品がないか」と聞いたところ、B生命保険会社の生命保険を勧められ、よくわからないまま翌日契約したらしい。私が調べてみると、その商品は外貨建て終身保険であり、契約後10年間は途中で解約すれば解約料が発生する上、為替の変動により元本割れすることがわかった。高齢の母には、長期保険契約は必要ないので、解約したい。(岡山市:男性)

アドバイス

 最近、銀行の窓口で勧められたので預金のようなものだと思ったり、預金にするつもりの商品として、元本保証だと思ったりして、長期間の保険商品を契約してしまったという相談が寄せられています。
 「相続税対策になる。」などと勧められ、投資経験がないのにリスクが高い外貨建ての保険商品を勧誘され契約したケースもあります。
 銀行でも保険商品を販売していますが、預金とは異なり、満期時や中途解約時に元本割れとなる場合があります。また、外貨建て保険では為替変動リスクが生じたり、日本円と交換する際に手数料が必要となったりすることがあります。
 トラブルにあわないために、契約は一人で判断しようとせず、内容がよく分からなければ契約はやめましょう。保険のリスクや契約期間、保険金等の受取時期や受取方法などを確認しましょう。契約時だけでなく、契約後にも書類などを確認しましょう。
 契約直後であれば、クーリング・オフが出来ることがあります。