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施肥体系の見直しによる小麦の品質向上の取り組み

印刷ページ表示 ページ番号:0715292 2021年4月27日更新備前広域農業普及指導センター

 県南の小麦産地では、蛋白含有量が基準値より低い傾向があり、普及センターでは、JAとともに出穂期の生育に応じた追肥の施用を指導していますが、農繁期となるため適正な施肥ができない農家も多く見受けられます。このため、普及センターでは、岡山市東区上南地区に「緩効性肥料による省力施肥実証ほ」を設置し、4月16日に上南米麦クラブ員を対象に現地研修会を開催しました。

 研修会では、現在の生育状況を確認した外、実証ほの概要やこれまでの調査結果を説明しました。同クラブ員からは、「小麦の蛋白含有量向上と省力の両立が実現すれば、畦畔除草や耕耘作業で多忙な4月下旬に余裕ができる」と期待の声が寄せられました。

 普及センターでは、今後、品質改善効果を検証するとともに、省力的な施肥体系を確立し、管内での普及を図ります。また、引き続き、上南米麦クラブの安心・安全で高品質な米麦生産の取り組みを支援していきます。

小麦の実証ほ場で研修を行っている様子です
小麦の実証ほを見学