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ももの季節の始まりを告げる~極早生もも「はなよめ」初出荷~(2022年6月13日)

印刷ページ表示 ページ番号:0784489 2022年6月13日更新備南広域農業普及指導センター
1 内  容
 6月10日、倉敷市の浅原地区と玉島北地区で極早生もも「はなよめ」の出荷が始まりました。今年は開花後の天候に恵まれたことや梅雨入りが遅く日照時間を確保できたことで、生育が順調に進み、やや小ぶりながら、糖度が高い果実に仕上がっています。
出荷が始まった6月10日は、暦の上で「一粒万倍日」と「天赦日」が重なる吉日でもあり、今年のももの出来を占うかのような幸先の良い初出荷となりました。生産者も「今のところ大きな問題はなく豊作傾向だ」と期待しています。今後、「日川白鳳」や「加納岩白桃」等の早生品種の出荷が続々と始まり、7月中旬頃からは主力品種「清水白桃」の出荷が始まる予定です。
備南広域農業普及指導センターは、講習会や現地巡回、SNS等を通じて気象や生育状況に応じた栽培管理を呼び掛けてきました。今後も気象や管理次第で、生理的落果や変形果の発生が心配されるので、引き続き、適期管理を呼び掛け、安定生産につなげていきます。

2 特記事項・補足事項
・初出荷量:浅原園芸組合 約50kg、玉島北園芸協会桃部会 約500kg
・糖度選果した玉島北の平均糖度:13.1度(令和3年は11.9度)
・「一粒万倍」とは、「一粒の籾が万倍にも実る稲穂になる」という意味があり、「一粒万倍日」は「物事を始めるのに最適な日」とされる。
・「天赦日」とは、「天がすべての罪を許す」という意味がある日で、日本の暦のうえでは最上の吉日とされている。天がすべてを許してくれることから、新しいことを始めるのに最適な縁起の良い日です。
「はなよめ」の出来に満足した表情の浅原園芸組合長
「はなよめ」の品質を確認する生産者たち