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アスパラガス現地研修会を開催~「雨よけ栽培」の普及に向けて~
勝英農業普及指導センターは、6月17日のアスパラガス担当者研修会(おかやま元気ベジタブル推進本部・地域推進隊主催 農協、県民局、普及センター等の関係者40名が参加)で、雨よけ栽培の現地ほ場視察を行い、栽培管理の状況と、設置年は茎枯病の発生が減少したことや、2年目となる今年の春芽が増収したことを説明しました。
参加者からは「雨よけ栽培のかん水や整枝はどうするのか」といった質問や、「ハウスよりは安いが、建設費(※)が高く、希望者が少ない。小人数や小面積からでも取り組める事業はないか」といった要望が聞かれました。
これらの栽培実証や研修会は、令和元年から2年度に勝英農業普及指導センターが雨よけ栽培の実証を行い、ハウスより建設費が安価で、露地栽培より増収し、病害の発生が抑制されることを確認したことをきっかけに、県全体に雨よけ栽培を広く普及するために実施しているものです。
今後も調査を継続し、収益性を検討する予定です。