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新見産ピオーネの出荷が7月20日にスタート

印刷ページ表示 ページ番号:0868949 2023年7月21日更新新見農業普及指導センター

 新見市の特産ブドウ「ピオーネ」の出荷が7月20日から始まっています。JA晴れの国岡山阿新ぶどう部会では、生産者304戸が91haのブドウを栽培しており、うち豊永地区の7戸がビニルハウスで2月下旬から加温栽培したもの。燃油価格が高騰する中、国の「施設園芸セーフティネット構築事業」を活用して影響を抑えつつ、多段サーモを活用した変温管理による燃油の節減対策を実施し、昨年と同時期の出荷にこぎ着けました。平年に比べて大粒で、着色も良く、甘さと酸味のバランスが良く上々の仕上がりとなっています。
 JA晴れの国岡山は、選果開始に先立ち、豊永選果場で安全祈願祭を行いました。祈願祭には、生産者と地元選出県議をはじめ、県、市、JA晴れの国岡山の関係者ら約50人が出席し、選果場での安全と産地の発展を祈願しました。
 豊永選果場には新たに、着色程度等により等級付けをする色彩選別カメラや、重量計測装置、ブドウ選果場では全国初となる近赤外光を照射して鮮度保持する装置が導入されています。8月中旬まではハウス物、その後は11月上旬まで主力の露地物で、最新機器を備えて機能向上した選果場から品質の揃った果実を安定的に出荷し、市場での有利販売を目指します。
 今シーズンの目標として、出荷量は1,150t、販売額はこれまでの最高額となる13億円を掲げています。

豊永選果場での「ピオーネ」出荷目揃えの様子  選果ラインに設置された品質保持装置