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縄文美らんまん 火焔土器展(4/13~6/30)猪風来美術館

 一万年を超える縄文文化は日本文化の源流であり、火焔型土器をはじめ器の上部に突起造形を持つ縄文土器は世界の中でも稀有な際立った存在です。これらは母なる大地から湧き立つ生きとし生けるすべての生命と魂のデザイン、縄文人の世界観が紡ぎ出した山海草木虫鳥獣魚人の生命の循環と豊饒を祈る造形表現なのです。このような造形美は他に類例がなく日本列島に花開いた素晴らしい美の文化遺産です。そのなかでも縄文中期(5000年前)に豊かな森と水に恵まれ多種多様な動植物の宝庫であった信濃川流域の縄文人たちによる火焔型土器の造形は圧倒的です。この度は新潟県津南町を中心に火焔型土器の出土した本物をお借りし30点を展示いたします。本物のもつ存在感は 時空を超えて私たちに縄文の息吹と魂を語りかけてくることでしょう。
 あわせて猪風来美術館に集い学んでいる縄文作家たちの火焔土器(模写)や火焔文様を取り入れた創作作品も展示予定です。古の縄文土器と現代縄文作品との新鮮な出会いは 未来志向の新しいアート創造への強いメッセージを発していくものと予感しています。

開催情報

■日時 令和6年4月13日(土曜日)~令和6年6月30日(日曜日) 

■休館日:月曜日(月曜休日の場合はその翌日) 
          
■場所 猪風来美術館(新見市法曽陶芸館)

■時間 9時30分~17時

■料金  一般 400円、高校生 200円
    団体(15名以上)50円引き
    中学生以下 無料

【関連企画1】

縄文ディスカッション「土器に表現された生と性と精」

〇日時:5月12日(日曜日) 午後1時30分~4時

〇トーク:
 松本直子氏(岡山大学文明動態学研究所所長)
 佐藤雅一氏(新潟県津南町教育委員会参事、國學院大學兼任講師)
 猪風来氏(猪風来美術館館長・縄文造形家)

【関連企画2】

縄文ワークショップ「古の土器をみながら縄文土器・土偶をつくろう!」

〇日時:6月9日(日曜日) 10時~

施設情報

※展覧会・イベントの内容等については上記施設へお問い合わせください。