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【消費のアドバイス】ネットショッピングのトラブル

印刷ページ表示 ページ番号:0364258 2014年1月28日更新消費生活センター

相談

 インターネットで、ブランド物のサッカーシューズを注文し、代金を振り込んだ。後日、商品が国際郵便で届き、粗悪な模倣品だったので、連絡先に電話をかけたが、全く無関係の個人宅だった。サイトは日本語だが、振り込み口座は外国人名義だった。対処法は。(倉敷市:男性)

アドバイス

 海外事業者が運営する日本語表示のショッピングサイトで商品を注文したところ「届いた商品が模倣品のようだ」「代金を支払ったのに、商品が届かない」といったトラブルが急増しています。
 このようなサイトは、日本語で書かれているため、海外事業者の運営サイトであってもそれと気づかずに利用してしまうケースが多くあります。サイトの日本語が不自然であるときは注意が必要です。
 ネットショッピングは便利ですが、代金を前払いしてしまうと事後取り戻すことは非常に困難です。
利用する場合は、事業者の所在地や連絡先、他の利用者の評価など事業者の情報を事前にしっかり確認しましょう。メールアドレスしか記載されていないようなサイトでの取引は危険です。
 前払いのトラブルは、屋号やショップ名を含まない、個人名だけの名義の口座への振り込みであるケースが多いので、個人名義の銀行口座への前払いは避けてください。
 事例の場合は、支払方法が銀行振り込みのみで振込先が外国人名義のため、海外業者の詐欺サイトの可能性が高いと思われます。相手の連絡先が解らないので解決は難しいため、警察に届け出るよう勧めました。
 ネットショッピングで代金を前払いするときは、消費者がそのリスクを十分に認識することが求められます。
 トラブルが生じた場合は、居住地の消費生活相談窓口に相談してください。