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【消費のアドバイス】テレビショッピングのトラブル

印刷ページ表示 ページ番号:0407846 2014年12月2日更新消費生活センター

相談

テレビショッピングで、腰回し運動などができる健康器具を購入。使用してみると回転力が弱く自分がイメージしたものと違った。返品は10日間以内と記憶していたので、返品を申し出たが一度通電した商品は返品できないと言われた。クーリング・オフはできないのだろうか。
(津山市 女性)

アドバイス

最近、テレビショッピングの相談が増加しています。特に多いのは、中高年の女性からの相談です。
自宅で手軽に買い物できるテレビショッピングは、映像や音声での臨場感あふれる商品紹介で、買う気にさせる演出が見られる一方、返品の可否など重要な事項やデメリットについては、表示時間が短く、わかりにくいことがあります。
このため、商品のイメージが違っていたり、商品が扱いづらいといったことから返品を申し出たが断られたといった相談が多くあります。
テレビショッピングやネットショッピング等の通信販売には、特定商取引法のクーリング・オフ制度は適用されません。しかし、事業者には、返品に関する事項を広告等で表示する義務があり、返品の可否や返品期限に関する特約を設けている場合は、それに従うことになります。
特約がない場合は、商品を受け取った日から数えて8日以内であれば返品できます。ただし、返品に要する費用は、消費者が負担しなければいけません。
テレビショッピングを利用するときは、印象だけにとらわれず、「商品の使い方」「使用上の制限」「返品できるか」などをよく確認してから注文しましょう。
困ったときは、居住地の消費生活相談窓口に相談してください。