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薬害について

印刷ページ表示 ページ番号:1006517 2025年11月14日更新医薬安全課

薬害とは

 薬害とは、医薬品の使用により、単なる副作用とは異なる重篤な健康被害が発生し、社会問題化したものをいいます。
 過去に日本で起きた主な薬害は、キノホルム製剤による神経障害を引き起こしたスモンの発生、サリドマイドによる胎児の障がい、血液製剤によるHIV感染やC型肝炎ウイルス感染などがあります。

 厚生労働省では、医薬品等による薬害を知り、その発生の過程や社会的な動き等を学ぶことを通じ、今後、同様の被害が起こらない社会の仕組みの在り方等を考えることを目的として、薬害教育を実施しています。

薬害を学ぼう

医薬品副作用被害救済制度

 医薬品副作用被害救済制度は、医薬品を適正に使用したにもかかわらず、その副作用によって治療や入院が必要となるほど重篤な健康被害が生じた場合に、医療費や年金などの給付を行う公的な制度です。
 医薬品による健康被害があったときは、PMDA(独立行政法人医薬品医療機器総合機構)に対して給付の請求を行うことができます。

患者副作用報告制度

 医薬品の使用による副作用が疑われる場合に、患者又はその家族から直接報告を受け付ける制度です。