土砂災害から身を守るために！

毎年、台風や短時間での集中豪雨などにより、全国各地で土砂災害が頻発し、時には尊い人命が奪われています。

いつ、どこで起こるか分からない土砂災害から身を守るもっとも確実な方法は

　　　「逃げること」です。

ただやみくもに「逃げる」だけでは確実に身を守ることは出来ません。

どこを通って、どこに避難するか、どのタイミングで避難するか、家族との連絡をどうやってとるか･･･
日頃から出来ることを考えてみましょう。

あなたの住んでいる場所が、土砂災害のおそれのある箇所かどうか確認してください

土砂災害の多くは、「土砂災害警戒区域」で発生します。
自分の家や近所が土砂災害警戒区域にあるかどうか確認してください。
土砂災害警戒区域は、おかやま全県統合型ＧＩＳや市町村が作成している防災ハザードマップなどで確認できます。

危険を感じたら早めの避難　～日頃の備えが大切です～

「避難の道順を決めておく」
　避難場所はどこか、避難の道順に危険がないか、日頃から調べておきましょう。

「防災無線や広報車による呼びかけに注意する」
　強い雨や長雨の時などは、市町村による広報車の呼びかけなどに注意しましょう。

「お年寄りは早めに避難させよう」
　犠牲者の半数以上を占めるのは、お年寄りなど災害時要援護者です。移動時間を考えて早めの避難をしましょう。

「非常持出品を用意しよう」
　非常持出品は、避難するとき、まず最初に持ち出すべきものです。被災地に救援物資が届くまでには３日かかるといわれています。
　非常持出品は家族構成を考えて必要な分だけ用意し、避難時にすぐ取り出せる場所に保管しておきましょう。
　また、災害後に備えるために非常備蓄品の準備もお忘れなく。

土砂災害警戒情報などに注意しよう

　雨が降りだしたら、テレビ、ラジオ、インターネットなどの情報に注意し、自主避難の目安としましょう。

「土砂災害警戒情報」
　大雨により土砂災害発生の危険性が高まったときに発表されます。地上デジタル放送（ｄボタン）や気象庁ホームページでも確認できます。
　ただし、土砂災害警戒情報が発表されていなくても、土砂災害が発生する危険があります。
　異変を感じたらただちに避難するとともに市町村へ連絡してください。

「土砂災害危険度情報」
　土砂災害警戒情報を補足し、地域の詳細な土砂災害発生の危険性をお知らせする情報です。
　岡山県土砂災害危険度情報として情報提供しており、パソコン、携帯電話、スマートフォンからインターネットにより確認できます。NHKの地上デジタル放送（ｄボタン）でも確認できます。