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侵襲性髄膜炎菌感染症

印刷ページ表示 ページ番号:0328550 2013年3月7日更新感染症情報センター

Neisseria meningitidis による侵襲性感染症のうち、本菌が髄液又は血液から検出された感染症とする。

潜伏期間は2~10日(平均4日)で、発症は突発的である。髄膜炎例では、頭痛、発熱、髄膜刺激症状の他、痙攣、意識障害、乳児では大泉門膨隆等を示す。敗血症例では発熱、悪寒、虚脱を呈し、重症化を来すと紫斑の出現、ショック並びにDIC(Waterhouse-Friedrichsen症候群)に進展することがある。本疾患の特徴として、点状出血が眼球結膜や口腔粘膜、皮膚に認められ、また出血斑が体幹や下肢に認められる。

 世界各地に散発性又は流行性に発症し、温帯では寒い季節に、熱帯では乾期に多発する。

 学生寮などで共同生活を行う10代が最もリスクが高いとされているため、特に共同生活をしている例ではアウトブレイクに注意が必要である。

※ 各感染症情報については、厚生労働省のホームページより文章を引用しています。