本文
岡山県が実施している土木・建築事業(砂防事業)
砂防事業
〇事業概要
砂防事業は、土石流による土砂災害から下流部に存在する人家、耕地、公共施設等を守ることを主たる目的としています。このため、土石流を谷の途中で受け止めて、ふもとまで行かないようにする砂防堰堤の工事を行っています。また、大水が出たときに、川岸や川底などが水の力で削られないように、流れの勢いを弱め、下流に安全に流すための渓流保全工と呼ばれる工事も行います。
イメージ図
- (資料提供;NPO法人 土砂災害防止広報センター)
被害状況
土石流発生後(上空から) 土石流発生後(土石流の痕跡)
対策工事
砂防えん堤と流路工 保全対象
〇期待される整備効果
- 土石流とは、山腹、川底の石や土砂が長雨や集中豪雨などによって一気に下流へと押し流されるものをいいます。 その流れの速さは規模によって異なりますが、時速20~40kmという速度で一瞬のうちに人家や畑などを壊滅させてしまいます。
- 砂防工事を行うことによって、この土石流をせき止めたり、河床のかたむきを緩めて急激な土砂流出を防ぐことができます。