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岡山県が実施している主な道路防災事業
道路防災事業について
背景
岡山県では、特に県北部地域において、急峻な地形が多く、落石、がけ崩れ等による道路災害が度々発生しています。近年では、地震、台風、集中豪雨等による大規模災害が全国的に多発しており、緊急時の輸送機能確保の目的からも、災害に強い道路整備が求められています。
事業概要
岡山県では、落石、がけ崩れ等による道路被害を未然に防止するため、岡山県道路防災整備計画を策定し、道路防災事業として対策工事を順次計画的に実施しています。
道路防災事業の事例
斜面上部に落石の発生源となりうる巨大露岩が多数点在する箇所において、落石からの被害を防ぐため、道路脇にY字型の擁壁を設置したものです。整備後、約50m上部から3m級の巨大岩塊が崩落しましたが、擁壁上部で落石を捕捉することができました。
主な事業箇所について
○主な事業実施箇所を地図(おかやま全県Gis)で表示します。
国道 429号(加賀郡吉備中央町広面~加賀郡吉備中央町小森)
国道 374号(備前市伊部~和気町矢田)
国道 313号(井原市芳井町宇戸川~井原市芳井町花滝)
国道 180号(高梁市松山~高梁市高倉町飯部)
国道 313号(高梁市川上町三沢~高梁市有漢町有漢)
国道 180号(新見市法曽~新見市千屋実)
国道 181号(真庭市江川~新庄村)
国道 429号(美咲町西垪和)
国道 374号(美作市井口~美作市湯郷)