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01 なぜ木は高く太くなるの?

印刷ページ表示 ページ番号:0419814 2015年3月9日更新森林研究所

木は動物と違い、自分で歩くことができません。なん10年でもなん100年でも、じっとそこに立ち続けています。
しかし、木も生き物ですから、呼吸(酸素を吸って二酸化炭素を吐き出す)もしますし、水や養分も必要です。
そして、これらを使って自分の体を作るには太陽の光が必要なのです。
光は上から注ぎますから、ほかの植物よりも背丈を高くして、光を受ける葉っぱを上に出すほうが有利です。
そのためには、枝や葉を支える幹は丈夫にしなければなりません。
そのようにしてほかの植物と競争した結果、太く高くなる樹木が生まれたと考えられています。