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「県政への提言」に寄せられた御意見・御提言(平成27年4月分)

印刷ページ表示 ページ番号:0427360 2015年5月11日更新公聴広報課

御意見・御提言の件数

4月

5月

6月

7月

8月

9月

10月

11月

12月

1月

2月

3月

累計

24

 

主な御意見・御提言の内容(4月分)

お寄せいただいた御意見・御提言に県から回答したもののうち、主として県の施策や取り組みに関するもので、広く県民のみなさんに知っていただきたいものを掲載しています。
○ 学校の事務員について
○ 後楽園の芝生広場の開放について
殺処分等される動物達の現状の周知について
○ 若者の投票率向上対策について
防災と災害対策について
○ 学校の事務員について
(問)
 学校に事務職員が何人かいるが、教員以外にそういった職員が必要なのか。集約的に組織編制を行えば、余剰人員ができて、児童虐待や県民の生命財産に関わるような人員不足の部署などに回せるのではないのか。
(答)
県立学校の事務職員は、校内の管理運営費や学校に勤務する教職員の給料・旅費等の支給などの会計業務、施設管理、教材や物品等の調達・管理等様々な業務を担っております。
 また、各校の職員数は法律による配置基準を踏まえ、学校規模等に応じて配置しており、これまで行財政改革を進める中で、学校の環境整備業務等に従事する技術員の退職不補充・非常勤化を進めたり、Ictを活用した業務改善などにより、職員数の削減に努め、必要最小限の職員数で対応しているところです。
 さらに、近年では、南海トラフ巨大地震等に備えた校舎等の耐震補強工事や高等学校等就学支援金など、新たに対応すべき業務も生じておりますが、就学支援金業務では、各校の担当者を集め、試行で事務処理を共同実施するなど、業務改善の研究を進めております。
 今後とも、多様化する行政需要に迅速に対応しながら、職員数の最適化を図りつつ、効率的で効果的な組織体制の構築に努めてまいりたいと考えております。
(教育委員会)
 
○ 後楽園の芝生広場の開放について
(問)
 後楽園南側の芝生広場を条件付きで開放してはどうか。後楽園の表玄関側の芝生は自由に入れるが、南側の芝生広場は自由に入って城などの景色等を楽しめない。観賞料を徴収してでも入れるように整備すべきだ。
また、南側広場の一角に自然の草がついた石積みを造ってはどうか。
(答)
 御提言をいただきました岡山後楽園南側(旧観光温室跡地)の芝生広場については、後楽園の入園者であれば利用できるようにしております。
 また、後楽園は特別名勝に指定された文化財庭園であり、石積みを加えるような改変は厳しく制限されております。
 こうした制限はありますが、この広場は、お話にもありましたように岡山城が望める見晴らしの良い場所であることから、入園者により楽しんでいただけるような活用の仕方ができないか今後検討してまいりたいと存じます。
(都市計画課)

○ 殺処分される動物達の現状の周知について
(問)
 日本の犬や猫は年間20万匹が保健所に収容され、そのうち17万匹が人間の手で殺処分されている。炭酸ガスによる窒息死で、数分間もがき苦しんで死んでいく。その3割は飼い主の身勝手で収容された動物たちだ。自分の手で殺さず、そういった現状を知らないから保健所に連れて行くのだと思う。
 殺処分には、毎年膨大な税金が使われている。税金を殺処分に使うのではなく、幸せに生きていく為に使ってほしい。県の物産をアピールすることも大事だが、一部でも良いので動物たちの命を救うために使ってほしい。
(答)
 本県では、犬猫の殺処分数を減らすため、殺処分などの現状を伝えながら、飼い始めたら責任を持って最期まで飼う終生飼養の大切さを広く県民の方々にお伝えする取組を行っています。犬猫販売業者や飼い主からの引取り依頼に対しては、相当な理由がなければ引き取らないなど要件の厳格な運用を行い、犬猫が保護された場合には、飼い主への返還に努め、飼い主が特定できない犬猫などについては、新たな飼い主を見つけるなどの取組を推進し、殺処分数ゼロを目指して取り組んでいるところです。
 また、一昨年、動物愛護法が改正され、犬猫等販売業者には、「販売することが困難になった犬猫等の取扱い」等について記載した犬猫等健康安全計画の提出が義務付けられたことから、犬猫等販売業者が計画を遵守していることの確認を行うなど、適正な取扱がされるように努めているところです。
(生活衛生課)

○ 若者の投票率向上対策について 
(問)
 若者の投票率が低く、駅前で投票を呼び掛けるグッズを配っている。私は20代だがそれで投票に行く気にはならない。投票の意識を上げることは大事だが、なぜ投票に行かないのか、若者の意識が低いのではなく、投票しても結局、今の生活は変わらないと思っているのではないか。
 海外では学校教育で取り組んでいると聞くが、県としてそのような取組や、投票が岡山駅・倉敷駅などでできるようになればと思う。
(答)
 県選挙管理委員会では、将来を担う子どもたちに、早い段階から社会の一員、主権者という自覚を持ってもらうことは重要であると考えており、昨年度から県内の小中学校で「選挙出前授業」を実施し、選挙制度の解説や模擬投票の体験など、学校現場における主権者教育に取り組んでいるところです。 
 駅などの人が多く集まる場所への投票所の設置につきましては、県選挙管理委員会では、投票所の設置業務を担っている市町村選挙管理委員会に対して検討をお願いしているところですが、二重投票を防止するためのシステムのネットワーク構築や、投票所スペースの安定的な確保、投票内容などの秘密等の保持といった課題があり、直ちに行うことは難しい状況であると聞いております。
 なお、今後、国において、インターネット等の情報通信技術の活用や期日前投票等の利便性向上など、投票環境の向上のための具体的方策について検討を進めると聞いており、そういった動向も注視しながら投票率の向上等に努めてまいりたいと考えております。
(選挙管理委員会)

○ 防災と災害対策について
(問)
 先日、広島空港で大きな事故が発生し負傷者がでた。岡山県内で同様の事故や災害が発生した場合、救助に行くのは市町村の消防隊だと思うが、再度、安全のため岡山空港関係者に緊急時の対策について確認をしてもらいたい。
 岡山県は新幹線や在来線、国道や県道の多くは山の周辺を走行しており、山間部や長いトンネル内部では事故発生時の状況把握が難しい場合も想定できる。
このような線路や道路においては、落石や崩落、火災事故など最悪のケースを想定し、県が中心となって関係機関と協力し安全点検と救助訓練を実施してほしい。
 岡山県は災害が少なく安全と言われているが、災害や事故の発生時の対応を万全にすることで被害も最小限にできる。可能であれば県が関係機関に再度「安全対策の強化」についての注意を呼びかけてほしい。
(答)
 県では、災害やお話の航空機事故等の発生に備え、事故・災害の種類に応じた対応マニュアルを作成し、国や関係機関と合同で、具体的な被害発生を想定した対応訓練を定期的に実施するとともに、毎年、梅雨期や台風期前には、防災態勢の強化等を図ることを関係機関に通知し安全対策等について注意を呼びかけています。
また、山間部の道路やトンネルについては、パトロールなどを通じて定期的に点検を実施し、危険箇所の把握と道路を利用する方の安全確保に努めております。
 今後とも、皆さまが安心して生活できるよう、それぞれの機関が果たすべき役割に基づき、関係機関が相互に連携を図りながら、実効性のある防災・減災対策に取り組んでまいります。
(危機管理課、県民生活交通課、航空企画推進課、道路整備課)