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森和俊氏の功績等について

印刷ページ表示 ページ番号:0460693 2016年2月14日更新文化振興課

1 功績

森 和俊(京都大学大学院理学研究科教授 分子生物学者)
 昭和33年東京都生まれ。
 森氏は、日本の分子生物学分野を代表する研究者の1人である。同氏が解明した「小胞体ストレス応答」(細胞内に不良品タンパク質がたまることを防ぐ仕組み)は、糖尿病やパーキンソン病などの難病の治療法開発への応用が期待されており、国内外から注目されている。
 同氏はその功績により、平成21年のガードナー国際賞、平成26年のアルバート・ラスカー基礎医学研究賞など数々の賞を受賞している。
 また、同賞受賞後に出身校である倉敷市立味野中学校、岡山県立倉敷青陵高等学校で講演会を行い、将来の日本を担う若者に対して研究の魅力や意義、グローバル化する社会において世界に貢献する姿勢を伝えるなど、同氏の活躍は文化学術の発展への貢献にとどまることなく、青少年健全育成・教育の側面からも賞賛されるべきものである。

2 贈呈式

平成28年2月12日(金曜日) 岡山県庁特別応接室

3 受賞歴等

平成17年 第4回ワイリー賞(アメリカ)
平成18年 日本生化学会第1回柿内三郎記念賞
平成21年 ガードナー国際賞(カナダ)
平成26年9月 アルバート・ラスカー基礎医学研究賞(アメリカ)
同年11月 倉敷市民栄誉賞
平成27年1月 山陽新聞賞
同年9月 トムソン・ロイター引用栄誉賞(アメリカ)