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県産ヒノキ製材品等の輸出支援について

印刷ページ表示 ページ番号:0805370 2024年2月7日更新林政課

木材輸出の現状(全国)

1 木材輸出額 
 2023年の木材輸出額は505億円で、前年比96%となっています。そのうち、製材品・加工材の輸出額は65億円(前年比▲29%)と前年比で大きく落ち込んでいる。
2 輸出先の木材需給動向
 中国での木材消費は、住宅建設や内装材、家具としての国内消費もありますが、米国等への製材品輸出を背景に、丸太の輸入が中心です。
 韓国では、ヒノキの香りの人気が高く、集合住宅が多いことから、ヒノキ内装材や家具用材向けの需要が高くなっています。
 製材輸出額                                                              (単位:百万円)                         

輸出先

2018年

2019年

2020年

2021年

2022年

2023年

前年比

中国

2,182​

1,794

1,622

1,574

1,558

1,499

96%

韓国

567​

667

622

675

579

493

85%

台湾

362​

409

498

552

684

626

91%

米国

1,073​

1,164

2,523

3,420

2,918

2,192

75%

フィリピン 1,316 1,300 1,111 2,806 2,882 1,069 37%

その他

561

661

419

740

580

610

105%

全体

6,062

5,995

6,795

9,767

9,202

6,490

71%

                                                                                                                                       資料:財務省貿易統計

 

県産ヒノキ販路開拓支援事業

 岡山県は美作地域を中心に、西日本有数の木材集積・加工地として発展しており、ヒノキの素材生産量は全国的でもトップクラスの生産量となっています。
 年々、利用可能な森林資源量は充実してきていますが、国内においては人口減少に起因する住宅着工戸数の減少に伴う木材需要の低迷が懸念されています。
 そこで、新たな木材需要の創出を目的に、木材の輸出に取り組む木材産業関連団体への支援を行っています。

これまでの県産ヒノキ輸出の取組

中国、韓国、台湾において開催された展示・商談会への出展やセミナーの開催等に対して支援を行っています。

キョンヒャンハウジングフェア台北建築建材・産品展

           韓国(写真左)と台湾(写真右)における展示会出展の様子

 

木材産業関連団体による取組紹介