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工業(きっずぺーじ)
工業
1 製造業(せいぞうぎょう)の事業所数(じぎょうしょすう)・従業者数(じゅうぎょうしゃすう)・製造品出荷額等(せいぞうひんしゅっかがくとう)の推移(すいい)
岡山県(おかやまけん)にある工場の数はどれくらい? その工場で働(はたら)いている人は一体何人いるの?
工場で作られたものは、どれくらいの金額(きんがく)で売れるの?
※製造業って?
いろいろな材料(ざいりょう)を使(つか)って食べ物(たべもの)や服(ふく)や電気製品(せいひん)や自動車(じどうしゃ)などのものを作る仕事(しごと)のことです。
※製造業の事業所数って?
ものを作るために建(た)てられた工場の数です。
※製造業従業者数って?
工場で働(はたら)いている人の数です。
※製造品出荷額って?
工場で作られたものを店に売った金額のことです。
2 製造業事業所数・従業者数・製造品出荷額等の業種別割合(ぎょうしゅべつわりあい)
岡山県にはどんな工場がどれくらいあるのかな?
1 製造業の事業所数・従業者数・製造品出荷額等の推移
資料(しりょう):令和(れいわ)3年経済(けいざい)センサスー活動調査(かつどうちょうさ)
(岡山県統計分析課(おかやまけんとうけいぶんせきか))
※従業者4人以上(いじょう)の事業所を対象(たいしょう)に調査(ちょうさ)しています。
岡山県(おかやまけん)の製造業事業所数(工場の数)は減少(げんしょう)していましたが令和(れいわ)2年には増加(ぞうか)しました。
逆に、製造業従業者数(工場で働(はたら)いている人の数)は令和2年では減少しました。
令和(れいわ)2年の製造業事業所数は3,234事業所、製造業従業者数は14万7,627人でした。
資料:令和3年経済センサスー活動調査(岡山県統計分析課)
※従業者4人以上の事業所を対象に調査しています。
令和2年の岡山県の製造品出荷額(工場で作られたものを店に売った金額(きんがく))は7兆601億円でした。
そのうち水島工業地帯(みずしまこうぎょうちたい)の製造品出荷額は3兆2,104億円でした。
水島工業地帯のグラフのかたちと、岡山県全体(ぜんたい)のグラフのかたちがとてもよく似(に)ていると思(おも)いませんか?
水島工業地帯の製品(せいひん)がどれだけ売れているかわかれば、岡山県全体でどれだけ売れているかが、だいたいわかってきそうです。
岡山県の製造品出荷額のうち、約45.5%が水島工業地帯のものとなっています。
資料:令和3年経済センサスー活動調査(岡山県統計分析課)
2 製造業事業所数・従業者数・製造品出荷額等の業種別割合
(事業所数・・・工場の数)
岡山県(おかやまけん)では、
繊維工業(せんいこうぎょう)や食料品(しょくりょうひん)などの衣食住(いしょくじゅう)に関連(かんれん)する製品(せいひん)などを作る工場が多く、全体(ぜんたい)の約4分の1になっています。
(従業者数・・・工場で働(はたら)く人の数)
岡山県では、
食料品(しょくりょうひん)を作る工場で働く人が最(もっと)も多く、13.1%となっています。
(出荷額・・・工場で作られたものを売った金額(きんがく))
石油製品(せきゆせいひん)・石炭製品(せきたんせいひん)、化学工業(かがくこうぎょう)、輸送用機械器具(ゆそうようきかいきぐ)、鉄鋼業(てっこうぎょう)、の4業種で全体の50%以上となっています。
資料:令和3年経済センサスー活動調査
(岡山県統計分析課)
資料:令和3年経済センサスー活動調査(岡山県統計分析課)
化学工業(かがくこうぎょう)や石油製品(せきゆせいひん)・石炭製品(せきたんせいひん)などは少ない従業者数で大きな出荷額を出していることがわかります。
とても効率(こうりつ)はいいですが、たくさんの人が働くことはできないともいえそうです。
逆(ぎゃく)に繊維工業では、働いている人の数のわりには、出荷額が少ないことがわかります。
しかし、見方(みかた)をかえると、たくさんの人に働く場所(ばしょ)を提供(ていきょう)しているともいえます。