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吉備史跡県立自然公園
吉備史跡県立自然公園の概要
岡山市、倉敷市及び総社市に広がり、いわゆる吉備高原の南端部に位置し、古墳を中心とする埋蔵文化財をはじめ、吉備津神社、吉備津彦神社、高松城跡、高松最上稲荷、鬼ノ城遺跡、岩屋寺、井山宝福寺などの歴史的な優れた郷土景観がこの公園の最大の特徴です。なお、昭和53年12月には、吉備中山の南部地域を編入し、平成18年3月には、鬼ノ城一帯を特別地域に指定しました。
見どころ一覧
吉備津神社(きびつじんじゃ)
豪壮かつ優美な比翼入母屋(ひよくいりもや)造りの吉備津神社は、本殿及び拝殿、御釜殿、北随神門、南随神門が国の重要文化財に指定される等、多数の文化財を有します。
吉備津彦神社(きびつひこじんじゃ)
日本一の大灯篭や日本一の備前焼大狛犬があり、本殿は県指定重要文化財、御田植祭は県指定重要無形民俗文化財となっています。
高松城跡(たかまつじょうせき)(国指定史跡)
織田信長の命を受けた羽柴秀吉(豊臣秀吉)の水攻めにあい、城主清水宗治(しみずむねはる)の自刃とともに落城しました。
高松最上稲荷(たかまつさいじょういなり)
伏見・豊川と並ぶ日本三大稲荷の一つで、神仏混合の姿を今も残し、幅広い信仰を集めています。高さ約27mの大鳥居は全国でも屈指の規模です。
鬼城山(きのじょうざん)(国指定史跡)
鬼城山とその周辺一帯は「北の吉備路」と呼ばれ、標高約400mの高台に桃太郎伝説のルーツが漂う古代山城があります。
宝福寺(ほうふくじ)(県指定史跡)
画聖雪舟が幼いころ修行し、涙でねずみを描いたという伝説で有名な禅寺で、三重塔は国の重要文化財に指定されています。紅葉の名所としても有名です。