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地域猫活動の支援について【令和5年度新規受付終了】

印刷ページ表示 ページ番号:0789429 2023年10月25日更新動物愛護センター

令和5年度の地域猫活動支援事業の新規申請受付を終了します。

 現在支援中の地域猫活動において、今後、年度内に手術を予定している猫が170匹を超えており、新規承認地域の猫の手術までは対応困難となったため、今年度の新規承認申請の受付を10月31日(火曜日)をもって終了します。
 今後の再開については、令和6年4月1日以降に当ホームページでお知らせします。なお、新規承認申請のために必要な事前準備などの相談は受けることができますので、随時お問い合わせください。

地域猫活動の支援について(お知らせ)

 飼い主のいない猫(野良猫)による糞尿被害や敷地内での出産などで迷惑している人、お腹を空かせてかわいそうとの思いからエサをあげている人、共通の思いはそのような猫を減らしたいということだと思います。
 野良猫を排除するのではなく、野良猫問題を地域の生活環境問題としてとらえ、地域住民が主体となって適切に管理していく「地域猫活動」が、推奨されています。
 動物愛護センターでは、野良猫に起因する問題を減らすことを目的に、地域猫活動に主体的に取り組む団体等を対象に「岡山県地域猫活動支援事業」を実施しています。

対象地域

 岡山県内(岡山市及び倉敷市を除く)

支援内容

  • 地域猫活動に関する専門的な知識及び啓発資材の提供
  • 地域猫活動における不妊去勢手術の実施(支援期間は、承認日から2年間です。)

地域猫活動とは

 地域住民が主体となり、周辺住民の合意を得た上で、地域にいる飼い主のいない猫(野良猫)の不妊去勢手術を行い、エサのやり方や糞の始末などに関するルールを定めて継続的に管理することで、一代限りの生を全うさせ、猫による被害や産まれてくる不幸な子猫の数を減らし、人と動物が共生できる地域にしていく活動です。
 地域猫活動の具体的な進め方などについては、パンフレットをご確認ください。

  地域猫活動パンフレット [PDFファイル/3,03MB]

 岡山県では、猫の正しい飼い方や飼い主としての責務、飼い主のいない猫に対する対策について明確にするため、「岡山県猫の適正飼養ガイドライン」を作成しました。この中でも「地域猫活動」を推奨しています。

  岡山県猫の適正飼養ガイドライン [PDFファイル/1,14MB]

地域猫活動の支援を受けたい方へ

 「岡山県猫の適正飼養ガイドライン」に即した地域猫活動を行いたいと考えている団体等に対して、必要な協力を行います。
 地域猫活動に関する専門的な知識及び啓発資材の提供については、動物愛護センターへお問い合わせください。
 地域猫活動における不妊去勢手術支援を受けたい場合は、次の条件を満たす団体等(以下「活動団体」という)が行う地域猫活動の実施計画について、動物愛護センター所長の承認を受ける必要があります。

[団体等の条件]

  • 活動団体が、地域猫活動実施計画に記載された管理対象猫が住みついている地域又はその周辺に居住する住民を中心に構成されていること。
  • 活動団体が、同一の世帯ではない2名以上で構成されており、活動責任者がいること。
  • 活動責任者は、管理対象猫が住みついている地域又はその周辺に居住する住民であること。
  • 活動責任者は、地域猫活動にかかる猫の頭数、状況を継続的に把握し、その飼養管理等について活動全般にわたり責任を持って活動できる者であること。
  • 活動内容が明確であり、地域の理解を十分に得るための継続的な周知活動を行うことが出来ること。

不妊去勢手術支援の流れ

 地域猫活動団体として承認を希望される方は、「岡山県猫の適正飼養ガイドライン」をご覧になり、次のチェックリストの内容がクリアできるかご確認ください。

 チェックリスト [PDFファイル/98KB]

 チェックリストの内容がクリアできる場合は、「地域猫活動実施計画承認申請書(様式第1号)、活動者リスト(様式第2号)、役割分担表(様式第3号)、管理対象猫リスト(様式第4号)」等を動物愛護センターへ提出してください。

※申請者は書類を提出する前に、必ず動物愛護センターに詳細をお問い合わせください。

地域猫活動における不妊去勢手術の実施支援について

 地域猫活動団体として動物愛護センターの承認を受け、管理対象猫の不妊去勢手術を希望する場合は、動物愛護センターと搬入する日時等の調整を行い「地域猫不妊去勢手術実施申請書(様式第6号)」を提出してください。また、手術に伴い猫保護器の貸出を希望する場合は、「猫保護器貸出申請書(様式第9号)」を提出してください。

※申請者は書類を提出する前に、必ず動物愛護センターに詳細をお問い合わせください。

地域猫活動の変更及び報告について

 動物愛護センターの承認を受けた地域猫活動団体等は、実施計画に変更が生じた場合は「地域猫活動実施計画変更届(様式第5号)」により申請者が動物愛護センターへ報告してください。また、実施計画の進捗状況について、支援が継続中の場合は半年ごと、支援が完了した場合はその時点で「地域猫活動実施報告書(様式第8号)」により申請者が動物愛護センターへ報告してください。

※支援の完了:管理対象猫の全てが、不妊去勢手術の処置を終了した場合

事例紹介及び支援事業実績

事例1

地域猫活動支援事業実績

年度 R1 R2 R3 R4
支援承認団体 26 25 55
不妊去勢手術数 32 286 385 615

猫を飼われている方へお願い

 地域猫活動では、活動者の方が不妊去勢手術を施すため飼い主のいない猫の保護をします。もちろん、飼い主のいる猫を管理対象猫とすることがないよう注意して活動を行いますが、飼い猫かどうかの判断が難しい場合があります。
 飼い主の方は飼い猫であることがわかる首輪や迷子札の装着など所有者明示措置をし、事故や病気の感染を防ぐためにも屋内飼養をしていただくようお願いします。
 また、屋外飼育をしている猫で不妊去勢手術をしていない場合、他の猫と交配をし、飼い主のいない不幸な子猫を増やすことにもなりかねません。産まれてくる子猫に責任が持てない場合は不妊去勢手術を受けさせましょう。

地域猫活動についての問い合わせ先

 岡山市・倉敷市を除く岡山県内において地域猫活動を実施したいと考えている場合は、下記にお問い合わせください。

 岡山県動物愛護センター 電話:086-724-9512