岡山県大学生消防応援隊

　消防団は、地域防災力の中核として欠くことのできない存在ですが、団員数は年々減少し、かつ高齢化が進むなど、将来的な消防力の低下が懸念されており、若者の入団促進を図る必要があります。
　そこで県では、次代を担う大学生の消防防災に関する理解促進と若者の消防に対するイメージアップを図り、将来的な消防団入団へつなげることを期待して、大学及び地域で消防防災に関する活動を行う大学生によるサークルの結成及びその活動を支援する「大学生消防応援隊育成・活動支援事業」を平成２７年度から実施しています。

　消防本部、消防団等の指導、助言を受けながら、消防・防災に関する知識、技術の習得に努め、大学及び地域において、学生や地域住民への普及啓発や、防災訓練への参加等の活動を行う。

・各大学にて実施する認定式への参加
・県や市の実施する防災訓練への参加
・消防本部の実施する普通救命講習の受講
・女性、若手消防団員研修会への参加
・県主催の消防団PRイベントへの参加
・学内や地元町内会等の実施する防災研修での講義・演習　等

・防災士資格取得研修講座受講料の助成
・活動に必要なボランティア保険の加入
・活動に要する旅費等の支給
・訓練用消火器等の支給 　　　　　　等

・平成２７（２０１５）年度：岡山県立大学１０名、美作大学１０名
・平成２８（２０１６）年度：岡山県立大学１２名、美作大学５名
・平成２９（２０１７）年度：岡山県立大学１０名、倉敷芸術科学大学１１名
・平成３０（２０１８）年度：岡山県立大学１６名、倉敷芸術科学大学２１名
・令和元（２０１９）年度：岡山県立大学３名、倉敷芸術科学大学２１名、岡山理科大学９名、環太平洋大学２１名
・令和２（２０２０）年度：岡山県立大学３名、倉敷芸術科学大学２９名、岡山理科大学５名、環太平洋大学２９名
・令和３（２０２１）年度：岡山県立大学６名、倉敷芸術科学大学２２名、岡山理科大学３名、環太平洋大学２７名
・令和４（２０２２）年度：岡山県立大学１０名、倉敷芸術科学大学２０名、岡山理科大学３名、環太平洋大学２７名