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青少年の島

印刷ページ表示 ページ番号:0781879 2024年3月25日更新子ども家庭課
 利用条件についてこのホームページでご確認の上、利用開始予定日の1週間前(7営業日前)までに利用申請手続を済ませてください。

岡山県青少年の島

 岡山県では、瀬戸内市牛窓町牛窓沖の黒島、倉敷市下津井沖の六口島、笠岡市笠岡沖の梶子島を「青少年の島」として整備しています。
 「青少年の島」は、自然とのふれあいの少ない青少年が、電気、ガス、水道のない島で、日常生活では得られない自然体験、生活体験を通じて、たくましい青少年に育つことを願って整備したものです。
 海の良さと山の良さを持つ島の中で、友と語り、汗を流し、協力し合って生活する、そんな体験ができます。
  ※岡山県青少年非行防止推進大使 第4代目のお二人に出演いただいております。
    (青少年の島紹介は”00分00秒~03分09秒”)

■青少年の島位置図

青少年の島の地図

各島の紹介

■黒島

海の上だって歩ける!!

牛窓港から渡船で約10分。
県下で最初に開島した青少年の島。無人島。
干潮時には、隣の島と結ぶ道(ヴィーナスロード)が現れ、

歩いて渡ることができます。

また、遠浅の海で水遊びを楽しむことができます。


最大利用人員:100人

黒島の写真

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▲みんなで力を合わせてテントを組むぞ!

▲干潮時には隣の島とを結ぶ道が現れます。

■六口島

自然観察も水遊びも、おもいっきり!!

児島観光港から渡船で約20分。
瀬戸大橋を望む立地条件。
キャンプなどの野外活動のできる施設を

備えています。
遊歩道を利用して、自然観察や

オリエンテ-リング等ができます。

最大利用人員:100人

 

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像岩の写真

▲島をめぐる遊歩道でハイキング。

冒険みたいで楽しい!

▲キャンプ場の裏側の海岸(約400メートル南)には、

象岩で知られる海水浴場があります。

   

■梶子島

完全な無人島は、自然の宝庫!!

笠岡港から渡船で約30分。無人島。
中心部にキャンプファイヤ-のできる

ふれあい広場があり、

澄み渡った星空を満喫することができます。

最大利用人員:100人

 

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▲広場の中心にあるふれあい広場で

キャンプファイヤー

▲みんなで作るご飯はおいしそうだな!

利用者の声

 私が生まれ育った岡山県の中に、無人島があると知ったのは、上京してからのことです。姉が教育委員会で事務として勤めており、その際に無人島に子供たちを連れていくという仕事をしたと聞いてからです。 

 まさに、何もない場所に、子供たちだけの力で、のびのびと食料調達~テントの片付けまで全てを行うということを聞き、驚いたとともに、非常に興味を持ちました。

 また、アウトドアには昔から興味を持っておりました。人と自然、人と人をつなぐことができ、リラックスしてのびのびと開放的になり、豊かな感情を持つことができるからです。ウェルビーイングという考えがありますが、それは心理的な満足感を大切にした考えと理解しています。掃除を例にすると、最近では全自動掃除機が誕生し、掃除をすることも少なくなり、素晴らしく便利になりました。しかし、掃除機も全くない時代、箒と塵取りのみの清掃には心理的満足感がありました。きたなかったものを自分の力で集め、捨てる。そこに面倒くささはあるものの、きれいになったときの満足感や、掃除をしてくれた人への感謝の気持ちなど、感情がそこにあります。それは、“面倒なこと”を排除したことで、生産性は高まりましたが、掃除をしなくなった時間は、必ずしも生産的に使われるかは分かりません。また、心理的な満足感、つまり幸福感を得られる行動に代わっているのかも、疑問が残ります。前置きが長くなりましたが、アウトドアや自然と共存することには、“面倒くさい”を“楽しむ”ことができると考えています。

 実際に梶子島に訪れ、重い荷物を頂上まで運ぶこと、テントを炎天下に立ち上げること、火を起こし、自分達の火加減で米を炊くこと、終わった後には片付け、寝苦しいほど暑い中、夜空を見ながら友人と話す時間、草刈りや清掃など不便で、不快で、面倒で、退屈で、大変で、ということが一つ一つ終わったときに満足感や楽しさや絆や感動がありました。そして、東京で社会人として働いている中で少なくなっていた、自分との対話の時間や、生産性だけを追い続けてしまう自分に、立ち止まって、深呼吸を与えてもらいました。どんなに技術が発展しても、自然は必要で、自然との共存は必須です。また、Face to Faceのコミュニケーションも非常に大切だと思います。それを与えてくれるものはアウトドアであり、自然であるため、環境への配慮や考えを巡らせることもできました。

 街灯もない、ガスも電気もない、何もない場所だからこそ、学ぶこと、見つけたものは非常に多かったと思っています。将来自分に子供ができた時も、連れて来たいと思いました。1泊2日の短い時間ではありましたが、ありがとうございました。

 

梶子島サバイバル2018

 

梶子島を御利用いただいた方から当課に寄せられた感想です(2018年)。御本人の許可を得て掲載しています。


●利用資格

原則として岡山県在住の9歳から30歳までの青少年とその引率者(利用者の内、青少年が半数以上を占めること)

※ 事故防止の観点から、18歳未満の方のみ、高校生以下の学生のみでの利用はできません。

※ 傷害保険は各自でご加入ください。ケガ、事故等については責任を負いかねます。

※ 1名での利用及び、9歳未満の子どもの利用はできません。

●利用料

無料

(※ただし、次の利用者のために草刈り、キャンプ場内の清掃、倉庫整理、便所掃除(黒島を除く)等のワーク活動をお願いします。)

●注意事項

(1)食料、薪、燃料、飲み水などの消耗品は各自でご持参ください。井戸水(黒島、六口島)、給水施設(梶子島)はありますが、限られた量しかありません。また、飲用に適していませんので、なま水は決して飲まないでください。

(2)手洗い等のための十分な水の持参をお願いしています。

(3)青少年の島利用時に発生したゴミ・汚物等については、利用者で責任をもって持ち帰ってください。

(4)管理者において、ゴミ・汚物の置き去りを発見した際には、清掃に関する指示を行ったり、清掃料を請求します。

(5)海岸は海水浴場としての整備はしていません。水遊び等は指導者の指示に従い、海岸の近くで行ってください。

(6)利用前に台風の接近や、風水害などの荒天が予想される場合は、子ども家庭課から利用中止の連絡をしますので、必ず指示に従ってください。

(上記について同意できない場合は、利用をお断りします。)

●申込方法

(1)利用を希望される場合は、子ども家庭課へ電話連絡し、仮申込みをしてください。    

   県内在住者は利用日の3か月前から、県外在住者は利用日の1か月前から仮申込みを受付します。                    

(2)県内在住者は利用日の3か月前から1週間前(7営業日前)までに、県外在住者は利用日の1か月前から1週間前(7営業日前)までに「利用申込書」に必要事項を記入の上、下記の提出先に提出し、利用承認を受けてください。

※ 利用承認書は必ず持参し、渡船業者等から提示を求められた場合は、提示してください。(確認が取れない場合、利用をお断りする場合もあります。)

●実績報告

島の利用後は、10日以内に実績報告書を提出していただきます。

※ 実績報告書の提出がない場合、または島の利用が適正でないと判断した場合は、次回以降の利用をお断りすることもあります。

<利用申込書、実績報告書提出先>

岡山県子ども・福祉部子ども家庭課
 〒700-8570 岡山市北区内山下2-4-6
 

 電話 086-226-0557

 Fax 086-234-5770 

 メールアドレス kodomokatei@pref.okayama.lg.jp

 

青少年の島利用時の申込みの流れ

★ 各種様式

利用申込書記載の個人情報については、青少年の島の利用に限り使用します。
また、緊急時の対応等のため、事前に、青少年の島の管理運営団体や地元消防署に情報提供します。
利用承認書とともに「利用心得」をお送りします。「利用心得」をよく読んで、「指示事項」を守ってください。

★ 電子申請

<電子申請する前に>
子ども家庭課に電話(086-226-0557)、利用したい日の空き状況などを確認して仮申込→電子申請