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岡崎嘉平太記念館指定管理者の選定結果について
1 経緯
岡崎嘉平太記念館は、我が国の産業、経済の発展や日中国交回復に大きな役割を果たした名誉県民岡崎嘉平太氏の功績をたたえるとともに、地域文化の振興に資するため、平成13年に加賀郡吉備中央町に設置した。
平成15年9月の地方自治法の改正により指定管理者制度が導入されたことから、民間の能力の活用による、住民サービス向上と経費節減を図るため、平成18年4月から、公益財団法人岡山県郷土文化財団が指定管理者として、その管理運営を行っている。
2 施設の概要
(1) 施設の名称:岡崎嘉平太記念館
(2) 所 在 地:岡山県加賀郡吉備中央町吉川4860-6
(3) 施設・設備の概要
○設置場所
吉備高原都市業務商業ビル(きびプラザ)1階
○施設及び設備の内容
・面積 367.52平方メートル
・常設展示室、企画展示室・研究室、収蔵庫、事務室、廊下
(4) 利用状況(利用者数)
平成28年度14,572人、平成29年度17,746人、平成30年度18,084人、令和元年度14,824人、令和2年度12,471人
3 内容
(1) 公募・非公募の別:非公募
(2) 指定管理者が行う業務の範囲
1 条例第2条に規定する業務の実施に関すること。
2 記念館の維持管理に関すること。
3 記念館における行為の許可に関すること。
4 利用者アンケート調査の実施
5 前1から4に掲げるもののほか記念館の運営に関すること。
(3) 指定期間:令和4年4月1日~令和9年3月31日
4 選定方法
指定管理者制度運用の手引きに基づき、令和3年7月29日に非公募理由について外部有識者の意見を聴取した上で、非公募により、当該施設の指定管理者を選定することとし、公益財団法人岡山県郷土文化財団からの事業計画等について、管理運営の基本方針、サービス向上につながる質の高い管理運営に向けた取組、申請者の管理運営体制などの審査基準に基づき審査した結果、基準を満たしていると認められるため、公益財団法人岡山県郷土文化財団を指定管理者の候補とした。
(非公募理由)
当該施設の業務の中心は、岡崎嘉平太に関する資料の収集、展示及び研究であり、管理運営する団体は岡崎嘉平太に精通した人材を有するものがふさわしい。
公益財団法人岡山県郷土文化財団は、平成13年の開館以来、当該施設の管理運営を行っており、 研究業務の継続性や専門的な知識の蓄積から考えて、指定管理者に最適な団体である。
また、収蔵・展示品のうち、ほとんどは当財団の所有であり、県の所有物と併せて収蔵・展示す ることにより、記念館の魅力を相乗的に高めることができる。
平成18年度以降、当財団が指定管理者に指定され、現在まで良好に管理業務を実施している。
(意見を聴取した外部有識者)
岡山商科大学 名誉教授 岡本輝代志 氏
公認会計士 鳥越 貞成 氏
笠岡市立竹喬美術館 顧問 上薗 四郎 氏
川崎医療福祉大学 教授 米谷 正造 氏
5 選定結果