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令和4年11月 県議会定例会 知事提案説明要旨

印刷ページ表示 ページ番号:0821981 2022年11月30日更新政策推進課

令和4年11月 県議会定例会 知事提案説明要旨

 本日は、皆様御多用のところ御参集いただきまして、誠にありがとうございました。

 今回提案いたしました諸議案の説明に先立ちまして、当面する県政の課題について申し述べ、県議会及び県民の皆様の御理解と御協力を賜りたいと存じます。

はじめに

・新型コロナウイルス感染症関係

 まず、はじめに、新型コロナウイルス感染症について申し上げます。

 過去最多の新規陽性者数を更新し、医療提供体制に大きな負荷がかかった第7波は、県民の皆様の御協力により、8月下旬から新規陽性者数の減少傾向が見られたものの、先月下旬からは再び増加傾向に転じております。

 この冬に懸念されている季節性インフルエンザとの同時流行を見据え、感染拡大時に医療提供体制が逼迫しないよう、診療・検査医療機関や患者を受け入れる医療機関を増やすとともに、陽性者診断センターの対象を順次拡大するなど、医療機関の負担軽減を図ってまいりました。

 また、抗原検査による集中検査の対象を、これまでの入所系の高齢者施設等の従事者に加え、来月からは通所系、訪問系施設の従事者へも拡大し、重症化リスクの高い高齢者等の命を守る対策をさらに進めてまいります。

 ワクチン接種につきましては、12月30日までの期間をオミクロン株対応ワクチン接種強化期間とし、重点的に接種促進を図っております。引き続き、ワクチンの有効性や安全性といった情報を分かりやすく発信するとともに、年内に全ての希望者が接種できるよう、接種しやすい環境を整えてまいります。

 年末年始を控え、普段会わない方との接触や人流の増加により、感染が拡大することも想定されます。県民の皆様の御理解と御協力をいただき、季節性インフルエンザとの同時流行に備え、社会経済活動との両立を図りながら感染拡大防止に全力を尽くしてまいります。

・高病原性鳥インフルエンザ

 先月下旬から今月中旬にかけて倉敷市で発生した3例の高病原性鳥インフルエンザにつきましては、発生農場からの通報を受け、簡易検査により陽性と判明した初期段階から、関係機関と連携を密にした上で、対策本部会議を開催し、防疫対応方針に従った移動の制限等を速やかに実施いたしました。

 また、発生確定の後は、自衛隊をはじめ県内外の関係機関の全面的な協力体制の下、殺処分や焼却・埋却、農場内の清掃・消毒、迅速な情報提供による風評被害の防止など、必要な諸対策に全力で取り組んでいるところであります。

 来月上旬には、全ての移動制限を解除する予定としておりますが、県といたしましては、今後とも、総力を挙げて発生防止対策の徹底や県民の安心のための的確な情報提供に努めるとともに、関係農家等に対する適切な支援措置を講じてまいります。

・経済情勢

 経済の情勢につきましては、先月から全国旅行支援が始まるなど、景気が持ち直していくことが期待されておりますが、その一方で、コロナ禍に加え、現下の物価高騰により、県内経済や県民生活にも大きな影響が及んでおります。

 このような中、先月末、国において物価高克服・経済再生実現のための総合経済対策が取りまとめられたところであり、本県におきましても国の補正予算に呼応し、今議会での補正予算の追加提案に向けて、情報収集及び必要な事業の検討を進めているところであり、引き続き、県内経済や県民生活をしっかりと支えてまいります。

・平成30年7月豪雨災害からの復旧・復興

 (被災者の生活とくらしの再建)

 平成30年7月豪雨災害からの復旧・復興につきましては、災害発生から4年が経過し、県内に設置した建設型仮設住宅では全世帯が退去されるなど、住まいや生活の再建は着実に進んでおりますが、未だに生活再建の途上にある方もおられることから、引き続き、1日も早い再建に向け、全力で取り組んでまいります。

教育県岡山の復活

 続きまして、第3次晴れの国おかやま生き活きプランに掲げる3つの重点戦略に沿って、御説明申し上げます。

 まず、「教育県岡山の復活」についてであります。

・学ぶ力育成

(まなびとサーチ)

 学ぶ力の育成につきましては、コロナ禍において校外学習等が十分に行えない中、県内施設を題材とした小・中学生向けの学習用動画サイト「おかやままなびとサーチ」を運用しており、今年度上半期には、昨年度の5倍を超える34万回余りの閲覧数を記録するなど、多くの児童生徒に活用されております。今後も、ウィズコロナを見据え、学校のICT環境下での学びの充実を図るとともに、一人ひとりの興味・関心に応じた学習に取り組む機会を提供できるよう、コンテンツの充実に努めてまいります。

・徳育・体育推進

(児童生徒の問題行動等)

 児童生徒の問題行動等につきましては、先月公表された国の調査結果では、県内の暴力行為の発生割合が減少し、知事就任以来初めて全国平均を下回るなど一定の改善が見られたところであり、不登校についても出現割合は全国と同様に増加傾向にあるものの、昨年度に続いて全国平均を下回っております。いずれも学校の組織的な対応や、スクールソーシャルワーカーなどの専門家や関係機関と連携した取組など、これまでの成果が着実に現れてきていることから、こうした取組を引き続き推進してまいります。

(少年非行対策)

 少年非行対策につきましては、非行率は改善傾向にありますが、小学生の補導が増加していることから、学校等と連携し、年齢等に応じた非行防止教室の開催など、低年齢段階からの規範意識向上に取り組んでまいります。

・グローバル人材育成

(グローバル人材の育成)

 グローバル人材の育成につきましては、世界190か国以上の若者が一堂に集う次世代リーダーサミットが9月に開催され、今年度から県と岡山大学と連携して取り組む「おかやま夢育イニシアチブ」事業の一環として、県内の高校生がオンラインセッションに参加いたしました。私からは、各分野で活躍するリーダーたちと本音と本気でぶつかり、様々なことを吸収してほしいという激励のメッセージを送ったところであります。今後もこうした取組を通じて、高校生が主体的に活躍する機会を確保し、次世代を担うリーダーを育成してまいります。

地域を支える産業の振興

 続きまして、「地域を支える産業の振興」についてであります。

・企業誘致・投資促進

(企業誘致と投資の促進)

 企業誘致と投資の促進につきましては、今年度、県内で企業の大型投資が進み、今月末時点での投資額は1,409億円と知事就任以来最高額となっております。引き続き、企業の投資動向の把握に努め、本県の優位性をPRするなど、企業誘致と投資の促進に取り組んでまいります。

・企業の「稼ぐ力」強化

(中小企業等への支援)

 中小企業等への支援につきましては、長引くコロナ禍や物価高騰、円安などの影響により厳しい経営環境が続いていることから、省エネ設備への更新や新事業展開など生産性向上に向けた意欲的な取組に対し、必要な経費の一部を補助しているところであり、今後とも、中小企業の持続的な発展に取り組んでまいります。

・観光振興

(観光振興)

 観光振興につきましては、7月から9月までのデスティネーションキャンペーン期間中、主な観光施設等の利用者数は前年同時期に比べ約4割増加し、ほぼコロナ禍前の水準に回復したところであります。現在、おかやま秋旅キャンペーンを実施しているところであり、観光需要の回復に向けて、この機を捉え、積極的に取り組んでまいります。

 さらに、先月、水際対策が大幅に緩和されたことから、今後の本格的なインバウンド回復に向け、誘客促進のプロモーションを強化してまいります。

 また、令和6年秋に県北部を中心に開催する「森の芸術祭 晴れの国・岡山」に向け、先般、実行委員会を設立し、金沢21世紀美術館館長の長谷川祐子氏にアートディレクターとして御就任いただきました。今後は、市町村や関係団体等と連携し、芸術祭の成功に向け、機運の醸成を図りながら準備を進めてまいります。

(岡山桃太郎空港)

 岡山桃太郎空港につきましては、国から、国際線の受入に係る準備が整い次第、受入を再開する方針が示されたことを受け、検疫所等の国の機関をはじめ、空港関係者等と再開に向けた協議や調整を行っているところであります。今後、関係者と連携し早期に受入体制を整えるとともに、航空会社に運航再開を働きかけ、利用者数の回復に取り組んでまいります。

・儲かる農林水産業加速化

(晴苺プロジェクト)

 ブランド化に取り組んでいる晴苺につきましては、首都圏への出荷量が前年の2倍を超えるなど年々順調に増加しており、品質面においても高い評価を受けております。市場等からは、さらなる出荷量の拡大を求められていることから、引き続き、産地の規模拡大等に取り組むとともに、首都圏でのPR活動を行い、年間を通じた「くだもの王国おかやま」のブランド確立に努めてまいります。

・働く人応援

(本県への就職促進)

 本県への就職促進につきましては、8月から9月にかけて県内企業の魅力を伝えるオンラインによる企業見学ツアーを実施したほか、先般、岡山労働局と連携して合同就職面接会を開催し、150社を超える企業と大学生等とのマッチングを実施したところであり、引き続き、大学生等の県内就職の促進及び県内企業の人材確保の支援に取り組んでまいります。

(G7倉敷労働雇用大臣会合)

 来年4月に開催されるG7倉敷労働雇用大臣会合につきましては、本県を世界に発信する絶好の機会であると考えており、会合の成功に向けて、倉敷市と協力しながら、しっかり取り組んでまいります。

安心で豊かさが実感できる地域の創造

 続きまして、「安心で豊かさが実感できる地域の創造」についてであります。

・保健・医療・福祉充実

(子宮頸がんの予防)

 子宮頸がんの予防につきましては、保護者に加えHPVワクチンの接種対象者に直接情報が届くよう、若い世代に向けたリーフレットや動画を作成するなど啓発を強化しており、私も出前講座やセミナーに出向き、その重要性を強く訴えているところであります。今後とも、若い世代の命を一人でも多く救うため、正しい知識の普及啓発に一層取り組んでまいります。

・結婚・妊娠・出産応援

(少子化対策の推進)

 少子化対策の推進につきましては、先月開催した「おかやま子育てマルシェ」では、ももっこカード協賛店によるワークショップや3年ぶりとなるステージイベント等に3,000人を超える親子が参加し、会場は多くの子どもたちの晴れやかな笑顔であふれました。引き続き、社会全体で子育てを応援する気運の醸成を図るとともに、若者のライフデザイン構築の支援や結婚、妊娠・出産の希望がかなう環境づくりなど、総合的に少子化対策に取り組んでまいります。

・子育て支援充実

(子どもの虐待防止)

 子どもの虐待防止につきましては、虐待を受けた岡山市の女児が今年1月に死亡した事件において、市の有識者会議による検証報告書が先月公表され、児童相談所の情報収集や関係機関との連携が不十分だったなどの課題が明らかになったところであります。県といたしましては、今回の検証結果も参考にしながら、子どもの安全確保が迅速かつ的確に行われるよう、県警察などの関係機関との連携強化を図るとともに、児童相談所や市町村の虐待に対応する職員の人材育成に努めるなど、子どもの虐待防止により一層取り組んでまいります。

・防災対策強化

(防災対策の推進)

 防災対策の推進につきましては、来年1月に南海トラフ地震を想定した応急対応訓練を実施し、県災害対策本部及び各市町村の災害対応力の向上を図ることとしております。また、先月には、国、岡山市と共同でミサイル攻撃を想定した避難訓練を実施したほか、今後、緊急対処事態に備えた国民保護訓練も予定しているところであり、引き続き、災害等への対処能力の向上に努めてまいります。

(治水対策)

 治水対策につきましては、激甚化・頻発化している水害に備えるため、流域のあらゆる関係者が協働して取り組む流域治水を推進しております。現在、全ての二級水系を対象とした流域治水プロジェクトの年内策定に向け、関係機関と検討を進めているところであり、引き続き、ハード・ソフト両面からの治水対策に取り組んでまいります。

・暮らしの安全推進

(暮らしの安全対策)

 暮らしの安全対策につきましては、自転車の窃盗や空き巣による被害が増加傾向にあることから、鍵掛けの徹底を呼びかける広報啓発活動を推進するなど、県民に対して防犯対策の浸透を図ってまいります。

 また、特殊詐欺につきましても、前年同時期と比べ、認知件数が増加傾向にあることから、金融機関、コンビニエンスストア等と連携した水際対策のほか、防犯機能付き電話や留守番電話機能の活用を呼びかける広報・啓発など、被害の未然防止に向けた取組を推進してまいります。

(交通安全対策)

 交通安全対策につきましては、交通死亡事故の発生に歯止めがかからず、死者数は前年同時期を大きく上回っております。また、過去の事故分析結果から、日没が早まる年末にかけて、薄暮・夜間に横断する歩行者の死亡事故が多発する傾向にあります。

 こうした情勢を踏まえ、新たに誕生した県警察の交通安全広報キャラクター「LEDs」を活用した広報・啓発や「年末・年始の交通事故防止県民運動」を通じて、夜光反射材の着用や早めのライト点灯を呼びかけるなど、事故防止に向けた対策を推進してまいります。

・持続可能な中山間地域等形成

(地域公共交通)

 地域公共交通につきましては、公共交通の大切さを伝え、公共交通機関の利用を促すキャンペーン事業として、テレビCMやSNS等の様々な広報媒体を活用した啓発や、小学生へのお試し乗車券付きガイドブックの配布などに取り組んでまいります。

 また、JR在来線につきましては、路線の維持に向け、「岡山県JR在来線利用促進検討協議会」において効果的な利用促進策の検討を進めているところであります。

 先日、JRが芸備線について協議の進め方を国に相談したところでありますが、現在、国においてJR在来線の協議の場の制度化に向けた検討が進められていることから、国等の動向を注視しながら適切に対応してまいります。

(移住・定住の促進)

 移住・定住の促進につきましては、先日、東京において移住フェアを開催し、多くの市町村や経済団体等にも御参加いただき、晴れの国ぐらしの魅力を発信したところであります。また、地域の魅力に触れていただき、地域の皆様と交流する二地域居住体験モデルツアーを笠岡市などで開催したところであり、引き続き、市町村等と連携しながら、将来的な移住・定住につながる関係人口の創出に取り組んでまいります。

・快適な環境保全

(海ごみ対策の推進)

 海ごみ対策の推進につきましては、ごみが海に流れ出る前に河川等で回収することが有効であることから、自発的、継続的に地域で回収活動が行われるよう、中高生による河川等での清掃活動などのモデルづくりに取り組んでいるところであります。また、瀬戸内オーシャンズXでは、海ごみの回収を行う団体を支援する基金を造成し、先月、助成金の交付が決まった団体への激励会を開催いたしました。引き続き、様々な主体の活動を通じて、海ごみの回収・発生抑制を推進してまいります。

(水辺空間の適正利用促進)

 水辺空間の適正利用促進につきましては、各水域の管理者である国、県、市町村が連携し、放置艇の所有者の調査を進めているほか、漁業関係者や民間マリーナと今後の取組について意見交換などを行っているところであります。今後、放置艇対策の基本方針に基づき、簡易な係留施設の整備や放置等禁止区域の指定などに取り組むとともに、所有者の意識啓発を図り、秩序ある水域利用の実現を目指してまいります。

・生きがい・元気づくり支援

(文化の振興)

 文化の振興につきましては、来月初旬まで開催している美作三湯芸術温度を、私も三湯全て視察し、その盛り上がりを直接感じたところであります。また、先日終了した岡山芸術交流でも、未来を担う子どもたちをはじめ、多くの県民の皆様に最先端の現代アートに触れていただいたところであり、引き続き、質の高いアートを鑑賞する機会の充実に努めるとともに、文化の力を活用した地域の活性化を推進してまいります。

(おかやまマラソン2022)

 3年ぶりに開催された、おかやまマラソンにつきましては、約11,000人のランナーをはじめ、ボランティアや沿道から声援をいただいた県民の皆様、御支援をいただいた企業、団体など、多くの方々に御協力いただき、大盛況のうちに終えることができました。

 また、私も今回初めてフルマラソンに挑戦し、多くの沿道の方々から励ましを受けながら、ランナーの皆さんとともに楽しんで走ることができました。

 今大会では、デザインを菱形に変更した備前焼完走メダルのほか、きびだんごやシャインマスカットをはじめとしたおもてなし給食などが好評を博したところであります。今後も、参加した方々からいただいた御意見をもとに、さらに魅力的な大会となるよう改善に努めてまいります。

(スポーツの振興)

 スポーツの振興につきましては、ファジアーノ岡山がJ2リーグ初の3位となり、2016年以来2度目のプレーオフに進出し、本県を大いに盛り上げました。残念ながらJ1昇格にはあと一歩及ばなかったものの、県民に夢と希望を与え、あらためてスポーツの素晴らしさを実感したところであります。引き続き、ファジアーノ岡山をはじめ、トップクラブチームと連携を図り、スポーツの振興と地域の活性化に努めてまいります。

・情報発信力強化

(首都圏アンテナショップ)

 首都圏アンテナショップにつきましては、開設8周年を迎え、先月には鳥取県と記念イベントを開催し、平井知事とともに、両県の県産品などをPRしてまいりました。また、コロナ禍で減少していた来館者数も回復基調にあり、累計来館者数は350万人を超えたところであります。引き続き、県産品の販路開拓に取り組むとともに、移住・しごと相談コーナーや催事スペースの活用等により本県の魅力発信に努めてまいります。

諸議案

 次に、今回提案しております諸議案の概要につきまして、御説明申し上げます。

 まず、予算案件につきましては、当初予算編成後の情勢の変化に伴い、早急な対応を必要とするものについて、補正措置を講じることとし、所要額を計上しております。

 その結果、今回の補正予算額は、

一般会計において    26億2,300余万円の減額

特別会計において         9,000余万円の増額

合わせて        25億3,300余万円の減額

であります。

 補正後の一般会計予算額は、歳入歳出それぞれ7,856億1,800余万円であります。

 一般会計歳入予算の主な内容につきましては、繰入金16億1,500余万円などを増額する一方、国庫支出金32億2,700余万円などを減額する所要の補正措置を講じるものであります。

 一般会計歳出予算の主な内容につきましては、防災・減災緊急対策事業費10億円、新型コロナウイルス感染症対策推進費7億1,200余万円などを増額する一方、産業労働総合対策費53億5,500万円などを減額する所要の補正措置を講じるものであります。

 繰越明許費につきましては、砂防関係事業など26件50億余万円を繰り越ししようとするものであります。

 債務負担行為につきましては、指定管理施設の管理運営委託事業など新たに債務を負担しようとするもの22件であります。

 地方債につきましては、今回の補正予算に関連し、所要の補正措置を講じるものであります。

  特別会計につきましては、「岡山県営食肉地方卸売市場特別会計」など2特別会計において、所要の補正措置を講じるものであります。

 次に、事件案件につきましては、当せん金付証票の令和5年度の発売についてのもの1件、公有財産の処分についてのもの1件、県営土地改良事業等に対する市町村負担金についてのもの1件、土木関係建設事業に対する市町村負担金についてのもの1件、公の施設の指定管理者の指定についてのもの6件及び令和3年度歳入歳出決算の認定についてのものであります。

 最後に、条例案件につきましては、「個人情報の保護に関する法律施行条例」など7件であります。

 以上、今回提案いたしました諸議案につきまして、その概要を申し上げた次第であります。

 なにとぞ、慎重御審議の上、適切な議決を賜りますようお願い申し上げます。