笠岡諸島アートブリッジ２０２２「色と音のライブラリー」【おかやまＡＩＲ地域協働事業】

岡山県では、国内外のアーティストを招へいし滞在制作を行うＡＩＲ（Artist In Residence）に併せて、地域との協働による取組を行うことで、地域住民が優れた芸術文化に身近に接する機会を提供するとともに、地域の魅力をアートの視点で掘り起こし、国内外へ発信する「おかやまＡＩＲ地域協働事業」を展開しています。
　本事業の１つとして、笠岡市で『笠岡諸島アートブリッジ2022「色と音のライブラリー」』を実施しました。

　「笠岡諸島アートブリッジ2022」では、アーティストが白石島（笠岡市）に滞在し、島民等と島の植物を染料としたテキスタイル作品をワークショップを行いながら作り上げたり、島の人々の思い出や声を集めたラジオ番組を制作したりし、それらを「色と音のライブラリー」と題し、令和４年９月から１０月にかけて白石島の松浦邸で展示を行いました。
　また、アーティストが制作した獅子頭を島民らが着色し、それを着用したコンテンポラリーダンサーが新しい形の獅子舞を披露するライブパフォーマンスも実施しました。
　
〇招へい作家
　羽山 まり子（美術家）
　岩本 象一（音楽家）
　江南 泰佐（音楽家）
　山端 篤史（造形作家）
　カタタチサト（ダンサー）
　三木 優希（ダンサー）

令和４年９月２３日（金曜日）～１０月２日（日曜日）

無料

・期　間：令和４年９月２３日、２４日
・場所：松浦邸（白石島）
・アーティスト：羽山まり子
・内容：桑の実で布を染めるワークショップ

・日にち：令和４年９月２５日
・場所：松浦邸（白石島）
・アーティスト：羽山まり子、岩本象一、江南泰佐
・内容：滞在制作をした３名のアーティストが作品ができるまでのプロセスや思いなどを話すとともに、参加者との意見交換を行った。

・日にち：令和４年１０月１日
・場所：松浦邸（白石島）、住吉港
・内容：島民と作成した獅子頭を用い、カタタチサトと三木優希の２名のダンサーが獅子舞パフォーマンスを、即興の音楽を岩本象一と江南泰佐がライブで行った。