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若者を狙った悪質商法や怪しい勧誘に注意!

印刷ページ表示 ページ番号:0838523 2023年3月24日更新くらし安全安心課

社会経験が少なく、契約知識も不十分な若者を狙った悪質商法が増加しています。若者の皆さんが消費者被害を未然に防ぐことができるよう、若者が被害に遭いやすい悪質商法の事例とともに、対処法をご紹介します。​

【事例その1】「簡単に稼げる」と誘われ・・・​

先輩から「商品を売って会員を増やすだけで、簡単に稼げる。商品代金は消費者金融から借金すれば後からすぐに返せる」と誘われ、契約した。しかし、友人を勧誘しても断られ、大量の商品と借金だけが残ってしまった。

対処法

「商品を売って会員を増やすと報酬が得られる」と勧誘するのは、【マルチ商法】の手口です。友人を勧誘することで、あなた自身が加害者となり、被害を拡大させてしまったり、友人との信頼関係を壊してしまうおそれもあります。「簡単に稼げる」「すぐに元が取れる」と言われても鵜呑みにせず、きっぱりと断りましょう。​

 

​【事例その2】「簡単・高収入」の副業のはずが・・・

SNSで「誰でも簡単!短時間で高収入」という広告を見て、サイトにアクセスし、連絡をとった。副業の内容について説明を受けてから、「副業をするにはマニュアルの購入が必要だが、1日で数万円稼げるから問題ない」と言われ、マニュアルを購入した。数日後、マニュアルが送られてきたが、説明を受けた内容とは異なるうえに全然儲からない。​

対処法

「副業」を行うためには「マニュアル」等が必要であるとして情報商材を売りつけようとする手口です。情報商材は契約前に中身を確かめることができないため、怪しいと思ったら連絡しないようにしましょう。また、​情報商材をきっかけに高額なコンサルティングやビジネスセミナー、ソフトウェア等を契約させられるケースもあります。高額な契約を勧誘されたり、話が違うと思ったら、きっぱりと断りましょう。

 

【事例その3】「二人の将来のために」と言われ・・・

マッチングアプリで出会った人と交際を始め、結婚も考えていたところ、「二人の将来のために」と投資用のマンションの購入を勧められた。ローン返済等の心配があったが、断ることで関係が壊れてしまうのは嫌だったため、契約してしまった。後日、交際相手と連絡が取れなくなり、騙されていたことに気がついた。

対処法

SNSやマッチングアプリ、出会い系サイト等で、最初は商品の販売目的を隠して近づき、好意を抱かせて高額な商品等を購入させる【デート商法】の手口です。相手に恋愛感情をもっていることから、すぐに商品の勧誘とは気付きにくく、勧誘を断りづらいという特徴があります。​相手から商品の購入やサービスの契約を勧められた際は、すぐに契約したり、お金を借りたりせず、専門家へ相談しましょう。

 

【事例その4】占いサイトで「このままだと不幸が続く」と告げられ・・・

SNSの広告で無料の占いサイトを知り、軽い気持ちでアクセスした。チャットやメールでやり取りするもので、最初は、人生に対してのアドバイス程度であったが、やり取りを続けるうちに「悪霊に呪われており、このままでは不幸が続く。この数珠を買えば悪霊が去る」と告げられ、不安になり購入してしまった。

対処法

不安や悩みにつけ込み、商品やサービスの契約を迫る【霊感商法】の手口です。お金で不幸を免れたり、幸運を得たりできるわけではないことを理解し、不安をあおられてもその場で契約はせず、すぐに相談しましょう。

 

【事例その5】普通のサークル活動だと思ったら・・・

大学構内で「ボランティアに興味ありませんか」と声をかけられた。興味があったので話を聞き、何度か活動にも参加して周りと打ち解けたころ、合宿セミナーに誘われた。費用が高額なため断りたかったが、みんな参加するようだったので仕方なく参加したところ、セミナーの内容はボランティアとは関係ない怪しいもので不安になってきた。グループをやめたいが、周りには言い出しにくい雰囲気で、なかなかやめることができない。

対処法

カルト宗教団体等の不審な団体は、サークルやボランティア活動を装うことで、警戒心を持たれないように近づき、電話番号を聞き出したり、アンケートに個人情報を記入させたりと、巧妙に加入を迫ってきます。仲間に引き入れられると、マインド・コントロールされて抜け出せなくなってしまうおそれがあります。きっぱり断るか、学校の先生や友人などの信頼できる人へ相談しましょう。

 

一人で悩まず、相談を!!

大切なのは、〈すぐに相談すること〉です。
困ったときは、一人で悩まず、消費者ホットライン「いやや(局番なしの188)」まで相談してください。
専門の相談員がトラブル解決を支援します。

   消費者ホットライン188

その他の相談窓口

お悩みに応じて、以下の相談窓口もご利用ください。​

霊感商法等対応ダイヤル

・霊感商法や高額献金などに関する相談

0120-005931(フリーダイヤル)

【受付時間】平日9時30分~17時

https://www.houterasu.or.jp/houterasu_news/osirase20221114.html

​警察相談専用電話

・詐欺、恐喝等の犯罪による被害の相談​

#(シャープ)9110(局番なし/発信地を管轄する各都道府県警察本部等の相談窓口につながります)​

 

消費者被害防止のための啓発動画を公開中!

県のYoutubeチャンネルにて、消費者被害の防止に向けた啓発動画を公開しています。

啓発チラシ「お待ちなすって!!それ!悪質商法かも!?」

若者向けの消費者被害防止啓発チラシを作成しました!以下よりダウンロードできますので、啓発にご活用ください。

 

チラシ表 チラシ裏