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小川洋子氏の功績等について
1 功績
小川 洋子(小説家)
昭和37年岡山市生まれ。
小川氏は、昭和63年に「揚羽蝶が壊れる時」で海燕新人文学賞を受賞し、以後、「妊娠カレンダー」で芥川賞、「博士の愛した数式」で読売文学賞等を受賞するなど、次々と優れた作品を発表し、平成25年に「ことり」で芸術選奨文部科学大臣賞、令和3年には独自の作品世界を構築し海外でも評価されたことが認められ、菊池寛賞を受賞するなど活躍している。
また、令和5年、卓越した芸術作品又は芸術の進歩に貢献する顕著な業績があると認められた者に贈られる日本芸術院賞を受賞。精力的にユニークな小説世界を生み出し、それを発展させてきた文学的業績が評価されたものである。
一方、自らの創作活動の傍ら、太宰治賞や芥川賞などの選考委員を務め、内田百閒文学賞審査員については、平成4年の第2回から現在まで務めており、本県の文芸活動の普及振興及び後進の育成に果たしている貢献は誠に大である。
昭和37年岡山市生まれ。
小川氏は、昭和63年に「揚羽蝶が壊れる時」で海燕新人文学賞を受賞し、以後、「妊娠カレンダー」で芥川賞、「博士の愛した数式」で読売文学賞等を受賞するなど、次々と優れた作品を発表し、平成25年に「ことり」で芸術選奨文部科学大臣賞、令和3年には独自の作品世界を構築し海外でも評価されたことが認められ、菊池寛賞を受賞するなど活躍している。
また、令和5年、卓越した芸術作品又は芸術の進歩に貢献する顕著な業績があると認められた者に贈られる日本芸術院賞を受賞。精力的にユニークな小説世界を生み出し、それを発展させてきた文学的業績が評価されたものである。
一方、自らの創作活動の傍ら、太宰治賞や芥川賞などの選考委員を務め、内田百閒文学賞審査員については、平成4年の第2回から現在まで務めており、本県の文芸活動の普及振興及び後進の育成に果たしている貢献は誠に大である。
2 贈呈式
令和5年7月27日(木曜日) 岡山県庁特別応接室
3 受賞歴等
昭和63年 第7回海燕新人文学賞
平成 3年 第104回芥川賞、第33回岡山県文化奨励賞
平成16年 第55回読売文学賞、第1回「2004年本屋大賞」、
第32回泉鏡花文学賞、岡山県文化特別顕賞
平成18年 第42回谷崎潤一郎賞
平成25年 第63回芸術選奨文部科学大臣賞
令和 2年 第73回野間文芸賞
令和 3年 紫綬褒章、第69回菊池寛賞
令和 5年 第79回日本芸術院賞
平成 3年 第104回芥川賞、第33回岡山県文化奨励賞
平成16年 第55回読売文学賞、第1回「2004年本屋大賞」、
第32回泉鏡花文学賞、岡山県文化特別顕賞
平成18年 第42回谷崎潤一郎賞
平成25年 第63回芸術選奨文部科学大臣賞
令和 2年 第73回野間文芸賞
令和 3年 紫綬褒章、第69回菊池寛賞
令和 5年 第79回日本芸術院賞