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植物防疫情報第5号(イネトビイロウンカ)が発表されました
植物防疫情報第5号:トビイロウンカの飛来が多いです
岡山県病害虫防除所の前回の巡回調査(7月4~5日)で長翅型雄成虫のトビイロウンカが県南部で確認されており(植物防疫情報第4号 令和5年7月10日付)、更に今回の7月20~21日の巡回調査で中齢幼虫の発生を確認しました。また、赤磐市に設置している予察灯では、7月1~4半旬で9頭(平年値0.2頭)の誘殺が確認され、この時期のトビイロウンカの誘殺数としては平年より多くなっており、今後、県下で広範囲に拡大することが懸念されます。長期残効性の箱剤を施用していない圃場においては、特に今後の発生に注意し、防除を徹底しましょう。