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コイヘルペスウイルス病とは

印刷ページ表示 ページ番号:0870322 2007年10月16日更新水産課

コイヘルペスウイルス

コイヘルペスウイルス

1.原因(病原体)

KHV(koi herpesvirus)と呼ばれるウイルス

2.感受性魚種

コイ(マゴイ及びニシキゴイ)

3.症状

遊泳緩慢、摂餌不良になるが、目立った外部症状はなく、鰓の退色やびらん等が見られ死亡率が高い。

4.発生水温

20~25℃

5.感染経路

コイヘルペスウイルス病に感染したコイ(マゴイ及びニシキゴイ)との接触により感染する。

6.潜伏期間

2~3週間とされている。

7.発生地域

イスラエル、ヨーロッパ諸国、米国、インドネシア、タイ、フィリピン、台湾、日本

日本国内では平成15年11月に初めてKHV病の発生が確認され、現在全国47都道府県全てで確認されている。

8.診断方法

細胞培養によるウイルス検査及びPCR検査

※PCR検査:病原体の特異的遺伝子を検出する遺伝子診断法

9.治療法

現在のところ治療法はない。

10.その他

コイ特有の病気であり、コイ以外の魚や人への感染はない。