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「HHCH」を含有する製品に注意!!

印刷ページ表示 ページ番号:0889374 2023年11月30日更新医薬安全課
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 東京や大阪で、「HHCH」(大麻に含まれる「THC」と似た構造を持つ成分)が含有されているグミを食べた人が体調不良により、救急搬送された事例が相次いで発生しています。
 このことを受け、中国四国厚生局と合同で、同様の製品を扱っている疑いがある県内の店舗を立入したところ、「HHCH」の記載がある製品が確認されました。
 岡山県内においても、この成分を含む製品が流通している可能性があります。「HHCH」を含有する製品として、電子タバコ用リキッドやグミ、クッキーなどが確認されており、健康被害が生じる可能性がありますので、「HHCH」を含有する製品の購入や使用はやめてください!

「HHCH」を含む製品の使用等は原則禁止!

 HHCHは令和5年11月22日に指定薬物として指定されており、令和5年12月2日から、HHCHを含む製品については、医療等の用途以外の目的での製造、輸入、販売、所持、使用等が禁止となります。

 12月2日以降、所持等していた場合、3年以下の懲役または300万円以下の罰金となります。(業としての場合は5年以下の懲役または500万円以下の罰金)。

 「HHCH」を含有する製品として、電子タバコ用リキッドやグミ、クッキーなどが確認されており、健康被害が生じる可能性がありますので、「HHCH」を含有する製品の購入や使用はやめてください。

 これらの「HHCH」を含む製品をお持ちの方は、安易に使用せず、県庁医薬安全課までご相談ください。

 「HHCH」以外にも、体に悪影響を及ぼす成分(危険ドラッグ・指定薬物など)があります。配布・販売されている怪しい食品は食べないようにしていただくとともに、喫食時は食品の表示をよく確認するようにしましょう。


 万一、体調が悪くなった場合は、医療機関を受診するとともに、最寄りの保健所又は県庁医薬安全課にお知らせください。

薬物で困った時の相談先

相談窓口
岡山県覚醒剤等薬物乱用対策推進本部(岡山県保健医療部医薬安全課内) (086)226-7341
覚醒剤110番(岡山県警察本部刑事部組織犯罪対策第二課内)          (086)233-7867
厚生労働省中国四国厚生局麻薬取締部   (082)228-8974
岡山県精神保健福祉センター          (086)201-0828

 

その他

 危険ドラッグ(※1)から麻薬や指定薬物(※2)に該当する成分が検出されたとして厚生労働省、都道府県等から製品が公表されています。
 危険ドラッグは、使用後に自己コントロールできずにやめられない状態となったり、健康被害や異常行動を起こしたりすることがあり、大変危険です。
 興味本位であっても決して摂取や使用をしないでください。

※1 危険ドラッグ
 麻薬、向精神薬又は覚醒剤には指定されていないが、それらと類似の有害性が疑われる製品をいう。「合法ハーブ」等と称され、芳香剤やお香と称して販売されているものもある。
※2 指定薬物
 中枢神経系の興奮若しくは抑制又は幻覚の作用を有する蓋然性が高く、かつ、人の身体に使用された場合に保健衛生上の危害が発生するおそれがある物として、厚生労働大臣が指定するもの。

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