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アルコール依存症に関すること

印刷ページ表示 ページ番号:0890535 2023年12月26日更新備中県民局健康福祉部

アルコール依存症について

アルコール依存症とは?

長期にわたって大量のお酒を飲み続けることで、お酒がないといられなくなる状態がアルコール依存症で、精神疾患のひとつです。
その影響は精神面・身体面にもあらわれ、仕事や家庭生活など生活面にも支障が出てくることがあります。
またアルコールが体から抜けると、イライラや神経過敏、不眠、頭痛・吐き気、下痢、手の震え、発汗、頻脈・動悸などの離脱症状が出てくるので、それを抑えるために、またお酒を飲んでしまうということが起こります。
アルコール依存症は「否認の病」ともいわれるように、本人は自分が病気であることを認めたがらない傾向にあり、適切な相談や治療につながりにくいという問題があります。また、いったんお酒をやめても、その後に一度でも飲むと元の状態に戻ってしまうので、アルコール依存症からの回復には、本人が治療に対して積極的に取り組むことはもちろん、家族をはじめ周囲の人のサポートがとても大切です。

適切な飲酒量とは?

厚生労働省の示す、節度ある適度な飲酒は『1日平均純アルコールで約20g程度』です。
以下の図は健康な成人男性の場合の適切な飲酒量を示しています。(カッコ内の数字はアルコール度数です)
女性は男性の2分の1程度が適当です。体重・年齢・アルコールの分解能力の違いにより、適量には個人差があります。自分の適量と体調を考えて飲酒しましよう。
適切な飲酒量の具体例

飲酒状況をチェックしてみましょう

あなたの、家族のお酒の飲み方は大丈夫ですか?
飲酒チェックツール「SNAPPYーCAT(スナッピー・キャット)」を使えば、
1.お酒の飲み方について約3分間で振り返り
2.あなたの飲んだお酒の量・分解にかかる時間を簡単に計算
3.お酒の心や体への影響について知ることが出来ます。
下記のサイトからチェックしてみて下さい。(これらはあくまでも目安です)

心配だと思ったらまずは専門知識のある人に相談しましょう。
困った時の相談先も参考にしてください。

アルコール依存症でお困りの方へ

誰にも相談できずに悩んでいませんか?
「(家族や知人が)依存症かもしれない」そう思ったら、1人で抱えこまず、また1人で解決しようとせずに、まずは、お近くの保健所や精神保健福祉センターに御相談ください

参考