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腸管出血性大腸菌感染症注意報を解除しました
腸管出血性大腸菌感染症注意報の解除について
令和6年8月2日に「腸管出血性大腸菌感染症注意報」を発令し、県民の感染予防意識を喚起するため、ホームページ等による啓発を実施するとともに、保健所による保育園、教育機関等への衛生指導の徹底を行ってまいりました。
令和6年10月は5名、令和6年11月は3名と患者等の発生数が2か月連続して5名以下となり、今後は例年発生の少ない時期を迎えることから、「腸管出血性大腸菌感染症注意報」を解除することとしましたのでお知らせします。
なお、引き続き、食品の十分な加熱調理、調理前や食事前の手洗いなど、感染予防に御留意ください。
令和6年10月は5名、令和6年11月は3名と患者等の発生数が2か月連続して5名以下となり、今後は例年発生の少ない時期を迎えることから、「腸管出血性大腸菌感染症注意報」を解除することとしましたのでお知らせします。
なお、引き続き、食品の十分な加熱調理、調理前や食事前の手洗いなど、感染予防に御留意ください。
腸管出血性大腸菌感染症対策について
腸管出血性大腸菌は、O157をはじめとするベロ毒素産生性の腸管出血性大腸菌(EHEC)で汚染された食物などを経口摂取することによっておこる感染症です。症状は、無症状から軽度の下痢、激しい腹痛、頻回の水様便、さらに、著しい血便とともに溶血性尿毒症症候群(HUS)や脳症などの重い合併症を起こすものまで、様々です。
腸管出血性大腸菌感染症は、手洗い、手指消毒の実施等の基本的な感染防止策に加え、一般的な食中毒対策を実施することで予防可能です。ただし、少量の菌量でも感染しますので、患者の便やおむつ等の取扱いには注意し、家庭内での二次感染にも気を付けてください。
腸管出血性大腸菌感染症は、感染症法上の分類で全数報告対象の3類感染症に属しており、診断した医師は直ちに最寄りの保健所へ届け出ることとされています。
岡山県内の腸管出血性大腸菌感染症発生状況について
県内の腸管出血性大腸菌発生状況は岡山県感染症情報センターのホームページでお知らせしています。