岡山県青少年健全育成条例の一部改正について（令和６年７月５日）

　近年、インターネット利用の低年齢化やＳＮＳの普及を背景に、青少年などに自分の裸等を撮影させて送信させる事案（自画撮り被害）が全国的に増加しており、令和５年７月の刑法改正により、１６歳未満にこうした画像等の送信を要求した場合の処罰規定が設けられました。
　県では、岡山県青少年健全育成条例に基づき、青少年が非行や犯罪に巻き込まれないよう、関係機関と連携して取り組んでいるところであり、こうした近年の社会環境の変化等を踏まえ、同条例において、「青少年に対し、自分の裸の画像等（児童ポルノ等）の提供を求める行為」を禁止する規定を設けるとともに、悪質な行為者に罰金を科すことにより、青少年の被害の防止を図ることとしました。

（１）児童ポルノ等の提供を求める行為の禁止
　　 何人も、青少年（１８歳未満）に対し、当該青少年に係る児童ポルノ（自分の裸の画像等）の提供を求めてはならないこととする。

（２）罰則
　　上記（１）に違反して、以下の行為を行った者には、３０万円以下の罰金に処することとする。
　　ア　青少年に拒まれたにもかかわらず提供を求める
　　イ　青少年を威迫し、欺き、困惑させ、又は財産上の利益をを供与し、若しくは、供与を約束して提供を求める

令和６年７月５日

令和６年１０月１日

岡山県子ども・福祉部子ども家庭課青少年班
電話：０８６－２２６－０５５７