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第159回 森林研究所の散歩道(マンネンタケ編)
第159回 森林研究所の散歩道(マンネンタケ編)
第159回の今回は、マンネンタケについて紹介します。
マンネンタケはマンネンタケ科マンネンタケ属の褐色のきのこで、北半球の温帯で見ることができます。
かさの下面以外は硬い殻皮に覆われており、食用には不向きです。また表面にはニスのような分泌液を出すため光沢があります。肉の部分は白いコルク質ですが、下部は淡いシナモンの色をしています。
本種は縁起の良いきのことして古くから中国で珍重されてきた歴史があり、霊芝の別名があります。そのため飾り物としても利用されています。
写真では柄が非常に短いですが、もっと長くなることもあります。
(出典)今関ら(1998)日本のきのこ.山と渓谷社.p484.
写真 マンネンタケ
(写真は2024年9月13日に撮影)