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令和6年度第1回 備中地域みらいづくり支援事業審査委員会

印刷ページ表示 ページ番号:0942528 2024年10月30日更新備中県民局地域政策部

令和6年度事業中間報告会

令和6年度に事業を実施している7団体がプレゼンテーションによる中間報告を行い、委員から御意見や御助言をいただきました。

開催日時:令和6年9月30日(月曜日) 13時15分から16時10分
開催場所:備中県民局会議棟 
出席委員:大田委員、黒宮委員、齋藤委員、清水委員、住野委員、西村委員(五十音順)

 中間報告会  

 

【全体講評】
 どの団体も、今年度後半あるいは2年目に向けての土台作りが進められていると感じた。審査委員会としては、どの事業も県にとって、
そして備中地域にとって必要な事業だと考えているので、引き続き成果を上げていただくようご尽力いただきたい。報告を聞いて、事業の
発展や成果を上げていくために大切にしていただきたいことをお伝えする。

  (1) 事業を実施する組織体制を整えるということが、事業実施の上での前提条件となる。1人で事業を進めることは難しく、体制を
   確立していきながら事業を推進していくこと、事業を進めながら体制をより強固なものにしていくことが求められる。

  (2) 実施体制が整っていても、自分たちでできることは限られているので、様々な外部機関との連携やネットワークを作ることが大
   切である。その際、自治体の協力を得ることが重要だが、それはなかなか容易なことではない。自治体に働きかけていくためには
   粘り強さも必要である。また、「備中県民局の事業として取り組んでいるので協力していただきたい」と、アピールしていくこと
   も大切である。

  (3) インバウンドや世界との繋がりを意識して取り組んでいる事業もあるが、このように県民局の補助事業として実施する間に、思
   いきって視野を広げてみることも大切である。世界と繋がりを持ってみるとどうなるだろうと少し意識を広げてみることが、事業
   発展に有効であることを発見できるかもしれない。

  (4) また、事業を発展させていくためには、参加者や利用者の目線に立つことが大切である。事業主催者や情報発信者の目線だけで
   やりたいことを考えると、広がっていかないし、伝わっていかない。参加者や見る人が、何を求めているのかという姿勢で事業を
   進めていただきたい。

  (5) 最後に、この半年間の自分たちの取り組みを振り返りながら、新しい目標や新しく取り組むべき課題が見えてきたのであれば、
   ぜひ事業計画をバージョンアップしていっていただきたい。昨年度まで、この事業は備中県民局との協働事業という形で、計画書
   を超えて新しい事業に取り組むことが難しかったが、少し仕組みが変わり、団体の主体性が尊重される事業になっているので、必
   要に応じて事業計画をバージョンアップして、より豊かに目標を達成できるように取り組んでいただきたい。
    年度末の実績報告会で、さらに大きな成果を上げて発表されることを審査委員一同、とても楽しみにしているので頑張っていた
   だきたい。