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菅裕明氏の功績等について

印刷ページ表示 ページ番号:0943738 2024年7月17日更新文化振興課

1 功績

菅 裕明(東京大学大学院教授 生物有機化学者)
 昭和38年岡山市生まれ。
 菅博士は、岡山市出身であり、岡山大学大学院で修士課程修了後、平成6年にマサチューセッツ工科大学で博士号(化学)を取得し、米国バッファロー大学で准教授職などを経て、平成 17 年から東京大学教授に就任している。
 非天然のアミノ酸を含む「特殊ペプチド」と呼ばれる医薬品候補物質の合成技術を開発するとともに、この技術を駆使して、1兆種類に及ぶ「特殊ペプチド」を人工的に翻訳合成し、そこから新薬につながるものを素早くスクリーニングする技術を開発。病気の原因となるたんぱく質に作用するものを効率的かつ迅速に探し出す手法を実用化した。
 菅博士は、異端とされた発想から先端研究を進めてきた業績を高く評価され、ウルフ賞や日本学士院賞を含めた多くの権威ある賞を受賞している。

2 贈呈式

令和6年7月16日(火曜日) 岡山県庁特別応接室

3 受賞歴等

平成23年 内閣府産学官連携功労者表彰 日本学術会議会長賞
平成27年 文部科学大臣表彰 科学技術賞
令和5年 ウルフ賞(化学部門)
令和6年 日本学士院賞