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結核医療費助成制度におけるオンライン資格確認について(令和6年度先行実施事業)
概要
令和6年6月21日に閣議決定された、デジタル社会の実現に向けた重点計画では、「公費負担医療制度等の受給者証をマイナンバーカードと一体化することにより、同カード1枚で受診できる環境整備など、医療DXの推進に関する工程表等に基づき取組を進める。」、「マイナンバーカードを公費負担医療制度等の受給者証として利用する取組については、令和5年度末から先行実施の自治体において順次事業を開始するとともに、全国的な運用を令和8年度以降より順次開始する。」こととされています。
この取組を進めるため、令和5年度に国(デジタル庁)は、自治体と医療機関・薬局をつなぐ情報連携基盤である「PMH(Public Medical Hub)」を開発し、運用を開始しました。
岡山県では、国が実施するPMH(マイナンバーカードを公費負担医療制度の受給者証として利用し、受給者情報のオンライン資格確認を可能にするための環境整備(Public Medical Hub))の「令和6年度PMH(医療費助成)先行実施事業」に参加しており、結核医療費の公費負担制度(通院)については、令和7年3月1日からPMHの運用を開始することとなりました。
<オンライン資格確認のイメージ>
オンライン資格確認の実施によるメリット
患者の方
- 紙の受給者証を持参する手間が軽減するとともに、紙の受給者証の紛失リスクがなくなり、持参忘れによる再来院も防止されます。
- 患者本人の薬剤や診療のデータに基づくより良い医療の提供を受けることができます。
※ 医療機関等の準備が整うまでの間は、従前どおり、紙の受給者証が必要となります。
医療機関等
- 医療保険の資格情報及び受給者証情報の手動入力及び医療費助成の資格確認に係る事務負担を軽減できます。
- 患者本人の薬剤や診療のデータを把握して医療を提供することができます。
オンライン資格確認を利用するための手続き
対象者
- 岡山県に結核医療費(通院)の公費負担申請を行う方
- 岡山県の保健所長が発行する結核医療費(通院)の受給者証をお持ちの方
提出書類
患者の方が、結核医療費の公費負担制度(通院)におけるオンライン資格確認の利用を希望する場合、公費負担申請書類(下記1)に加えて、オンライン資格確認用書類(下記2)が必要になります。
※ 既に受給者証をお持ちの方は、オンライン資格確認用書類(下記2)のみとなります。
1 公費負担申請書類
- 感染症患者医療費公費負担申請書(A3) [PDFファイル/117KB]
- 申請前3か月以内に撮影した胸部撮影画像及びCT画像
※ 病名によって必要な画像が異なります。
2 オンライン資格確認用書類
- 個人番号提供書 [PDFファイル/111KB]
- マイナンバーカードの写しなど個人番号が確認できる書類
※ 必要に応じて、他の書類をご提出いただくことがあります。