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岡山情報ハイウェイの概要について
岡山情報ハイウェイは、県内全域を8の字型に結んだ高速大容量の光ファイバ網(Ether網は10Gbps 総延長約526km(民間通信事業者からの借用分約15kmを含む))です。平成10年度から整備を開始し、平成12年度中に基幹回線はすべて完成し、平成15年度に高速大容量化・IPv6化を実現しました。一般に無料開放されており、全国を縦横断する情報通信研究機構のギガビットネットワークとも接続されています。
これらは全国に先駆けた取組であり、同様の取組を行おうとした他県はもとより、民間通信事業者、さらには国のIT施策にまで大きな影響を与えました。
これらは全国に先駆けた取組であり、同様の取組を行おうとした他県はもとより、民間通信事業者、さらには国のIT施策にまで大きな影響を与えました。
岡山情報ハイウェイの成果
こうした取組は、次のような優位性という形で岡山県の貴重な財産となっています。
インターネット接続コストの大幅な低減(情報コストの優位性)
岡山情報ハイウェイは高速大容量であるだけでなく一般にも無料開放しており、ISP等が低廉な料金で一般世帯にインターネット接続サービスを展開できるようにしたことで、県民や県内企業のインターネット接続コストを大幅に低減化しました。
岡山情報ハイウェイの活用と波及効果(ソフト展開の優位性)
岡山情報ハイウェイを核とした優れた情報環境を活かし、各種行政サービスの充実・高度化が進められているとともに、官民一体となったIT活用が進められています。また、先進的な情報基盤を背景として国のモデル事業等も数多く展開され、これらを通じて県下の市町村の情報化が大きく図られました。