本文
県営林事業
県営林の概要
県営林は、国土緑化と水資源の確保、民有林の模範的林業経営及び県有財産の造成を目的として設置しています。(林政課に所属する行政財産のみ)
総面積は5,012haで、県有林2,399ha、県行造林2,613haとなっています。このうち、収穫を目的とした経営林は4,143haであり、維持保全を目的とした保存保全林は岡山県立森林公園(鏡野町上斎原334ha)や、スギ天然林(津山市加茂町倉見字根知ヶ谷団地3ha)、ブナ原生林(津山市加茂町倉見字根知ヶ谷団地28ha)など684haがあります。※面積はR6
年4月1日現在
(参考)
○県有林 土地と立木ともに県が所有しているもの
○県行造林 土地所有者と伐採収益を分け合う契約を結び、県が地上権を設定して造林したもの
総面積は5,012haで、県有林2,399ha、県行造林2,613haとなっています。このうち、収穫を目的とした経営林は4,143haであり、維持保全を目的とした保存保全林は岡山県立森林公園(鏡野町上斎原334ha)や、スギ天然林(津山市加茂町倉見字根知ヶ谷団地3ha)、ブナ原生林(津山市加茂町倉見字根知ヶ谷団地28ha)など684haがあります。※面積はR6
年4月1日現在
(参考)
○県有林 土地と立木ともに県が所有しているもの
○県行造林 土地所有者と伐採収益を分け合う契約を結び、県が地上権を設定して造林したもの
県営林の経営方針
良質材の生産を目的とした模範的優良林を造成し、水資源の涵養、県土の保全、森林レクリエーション活動への森林空間の提供など、森林の持つ多面的機能を発揮させるための管理運営を行っています。
○県有林
経営林は、間伐・択伐を繰り返しながら針葉樹と広葉樹が混交した森林へ誘導。
保存保全林は、伐採は行わず維持保全を図っていきます。
○県行造林
短伐期施業を行うところは計画的に主伐を行い、長伐期施業を行うところは収入間伐を実施していきます。
○県有林
経営林は、間伐・択伐を繰り返しながら針葉樹と広葉樹が混交した森林へ誘導。
保存保全林は、伐採は行わず維持保全を図っていきます。
○県行造林
短伐期施業を行うところは計画的に主伐を行い、長伐期施業を行うところは収入間伐を実施していきます。
県営林の現況
区 分 |
面積 |
主な樹種 |
備 考 |
||
県 有 林 |
御大典記念林 |
956 |
スギ・ヒノキ・広葉樹 |
津山市加茂町(旧加茂町) |
|
明治100年記念林 |
森林公園 |
334 |
広葉樹(ブナなど)・スギ・ |
苫田郡鏡野町(旧奥津町、旧上斎原村) | |
水源の森 |
78 |
スギ・ヒノキ |
|||
その他 |
657 |
スギ・ヒノキ |
|||
県政100年記念林 |
374 |
スギ・ヒノキ |
真庭市(旧湯原町、旧美甘村) | ||
計 |
2,399 |
||||
県 行 造 林 |
紀元2600年記念林 |
255 |
スギ・ヒノキ |
S17~S36植栽 | |
巡幸記念林 |
146 |
スギ・ヒノキ |
S23~S26植栽 | ||
講和記念林 |
175 |
スギ・ヒノキ |
S27~S29植栽 | ||
県行水源林 |
2,030 |
スギ・ヒノキ |
S29~S40植栽 | ||
植樹祭記念林 |
7 |
マツ |
S42植栽 | ||
計 |
2,613 |
||||
合 計 |
5,012 |
御大典記念林 | 明治100年記念林 |
鏡野町内県行造林 | 真庭市内県行造林 |
県営林の森林認証の取得について
県営林は、県有林及び県行造林について、津山市、真庭市、新庄村、公益社団法人おかやまの森整備公社とともに(岡山県森林認証・認証材普及促進協議会)、「一般社団法人緑の循環認証会議(SGEC)」(以下、「SGEC」という。)の森林認証を取得しました。
森林認証の取得内容
・認証規格 SGEC
・認証番号 SGSJP-015
・森林の所在地 岡山県津山市加茂町地内ほか
・面積 4,881.32ha(協議会全体 87,623.49ha)
・認証年月日 H28年3月23日(有効期間 R5年11月29日~R8年3月22日)
・認証番号 SGSJP-015
・森林の所在地 岡山県津山市加茂町地内ほか
・面積 4,881.32ha(協議会全体 87,623.49ha)
・認証年月日 H28年3月23日(有効期間 R5年11月29日~R8年3月22日)
森林認証制度とは
森林認証制度とは、独立した第三者機関によって作成された基準に基づき、森林の適正な管理を審査・認証し、そこから生産された木材製品等にラベルを付けることにより、消費者の選択的な購買を通じて、持続可能な森林経営を支援する制度です。
国際的な森林認証制度としては、FSCとPEFCの2つがあります。我が国独自の森林認証制度である(一社)緑の循環認証会議(SGEC)は、国際制度としての発展を目指して、PEFCとの相互承認を取得しました。
FM認証:責任ある森林管理のために一定の基準をクリアした林業経営・森林管理に与えられる認証[Forest Management(森林管理)]
CoC認証:各流通の過程で、非認証製品が誤って混入することを防ぐために、認証製品を取り扱う加工業者や流通業者が取得する認証[Chain of Custody(管理の連鎖)]
国際的な森林認証制度としては、FSCとPEFCの2つがあります。我が国独自の森林認証制度である(一社)緑の循環認証会議(SGEC)は、国際制度としての発展を目指して、PEFCとの相互承認を取得しました。
FM認証:責任ある森林管理のために一定の基準をクリアした林業経営・森林管理に与えられる認証[Forest Management(森林管理)]
CoC認証:各流通の過程で、非認証製品が誤って混入することを防ぐために、認証製品を取り扱う加工業者や流通業者が取得する認証[Chain of Custody(管理の連鎖)]