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船びき網漁業、さし網漁業
船びき網漁業、さし網漁業
船びき網漁業
漁具を2隻の船でひくことで、中~表層にすんでいる魚類を獲る漁法です。魚群探知機等を使用し、魚の群れを追いかけて積極的に漁具を移動させるので、効率よく魚類を獲ることができます。なお、岡山県では船は5トン未満、エンジンは48Kw以下に制限されています。主な漁獲物はイワシ、イカナゴで地域によってはイカ、サヨリ、サワラ等を対象とします。
イワシ船びき網 |
さし網漁業
帯状の網を仕掛け、網目に刺さる又は掛かる魚を獲る漁法です。仕掛け方により、網を潮流にのせて流し、回遊してくる魚を獲る「流し網」と網を海底に設置する「さし網」等に分類されます。さらに漁具の構造にも「一枚網」や目合いの小さい身網の両側に目合いの大きい外網を重ねて用いる「三枚建網」等の種類があり、これらを対象となる魚種により使い分けています。主な漁獲物は流網ではサワラ、マナガツオ、さし網等ではカレイ類、ゲタ類、メバル、カニ類等です。
流し網 |