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竹久夢二「港屋絵草紙店」ゆかりの地記念碑
竹久夢二「港屋絵草紙店」ゆかりの地記念碑
情熱と悲愁の画家であり、詩人でもあった岡山県邑久郡本庄村(現邑久町) 出身竹久夢二(1884年から1934年)は大正3年(1914)中央区八重洲1-2-1(八重洲北口・呉服橋交差点角)の地に「港屋絵草紙店」を開き夢二のデザインによる版画・封筒カード・絵葉書・手拭・半襟などを売った。美術家自身がその作品を商品化し販売する店を作ったという点で「港屋絵草紙店」は日本の商業美術史上重要な意義を持つものであり、夢二の業績を讃える記念碑がある。
記念碑には夢二の詩である宵待草の第一節「待てど暮らせどこぬひとを宵待草のやるせなさこよいは月も出ぬそうな」が刻まれている。
記念碑には夢二の詩である宵待草の第一節「待てど暮らせどこぬひとを宵待草のやるせなさこよいは月も出ぬそうな」が刻まれている。