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毒きのこに注意しましょう!

印刷ページ表示 ページ番号:0814164 2024年10月11日更新生活衛生課

毒きのこに注意しましょう!

 岡山県は豊かな自然に囲まれており、秋にはきのこ狩りを気軽に楽しむ人が増えています。
 しかし、きのこの中には食べられないきのこ(毒きのこ)もあり、「食べられるきのこ」と「毒きのこ」を見分けるのは、素人にとって非常に難しいことです。
 特に、毒きのこの中には、人を死に至らしめるほどの強い毒を持っているものもありますので、素人判断で安易に野生のきのこを食べたり、人にあげたりするのは絶対にやめましょう。
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  きのこ中毒にならないために、次の4原則を守りましょう

   知らないきのこは、絶対に

    1.採らない  2.食べない  3.売らない  4.人にあげない


   また、スギヒラタケは、その成分が急性脳症発生の原因となる可能性があるので食べないで下さい。


「食用きのこ」と間違いやすい毒きのこ

食用きのこ毒きのこ
ヒラタケツキヨタケ
ひらたけ
(財)日本きのこセンター菌蕈研究所提供
ツキヨタケ
岡山県農林水産総合センター森林研究所提供
かさ径5~15cm、半円形から円形で、表面は黒から灰青色、後に灰色・灰白色
ひだ白から灰色で、柄に長く垂生する
長さ1~3cmで、時にほとんど無柄。傘に対する柄の付き方は側生~偏心生が多い。付け根の断面に暗紫色のシミは無い
その他広葉樹時に針葉樹の枯れ木、切り株などに重なり合って発生
かさ10~25cm、半円形から肝臓型
はじめ淡い黄褐色~暗紫褐色
ひだ淡黄色~白色
付け根に突起状ツバ様のリング
付け根の断面に暗紫色のシミ
その他発光性(黄緑色から青白色)あり
ブナ等の枯れ木に群生
食用のヒラタケ、シイタケに間違えやすい
食後1時間くらいから嘔吐、下痢

食用きのこ毒きのこ
ウラベニホテイシメジクサウラベニタケ
ウラベニホテイシメジ
(財)日本きのこセンター菌蕈研究所提供
クサウラベニタケ
かさ径7~10cm、灰褐色。表面は平滑だが白色の絹糸状繊維に覆われており、指で押したような斑点がある
ひだ汚白色のち肉色
長さ10~18cm、白色で中実、噛むと苦い
その他ブナ科を主とした林の地上に発生
毒きのこのクサウラベニタケは、同じイッポンシメジ科イッポンシメジ属のきのこであり、両者を見分けるのは難しい
かさ径3~8cm、灰色、水っぽい
ひだややあらく、灰色から淡いピンク~肉色
長さ5~10cm、白色、中空、もろい
地下浅いところから生える
その他弱い粉臭、胞子紋は肉色
食用のウラベニホテイシメジに間違えやすい
食後30分くらいから吐き気、嘔吐、下痢

食用きのこ毒きのこ
チャナメツムタケカキシメジ
チャナメツムタケ
(財)日本きのこセンター菌蕈研究所提供
カキシメジ
かさ径5~10cm、表面はれんが色で、周辺部に鱗片が点在。まんじゅう形から平らに開く。湿った環境では表面にぬめりを持つ
ひだ白色~淡褐色
長さ5~10cm、基部がややふくらみ、上部は白色、下部は褐色。ささくれている
その他秋に広葉樹林や針葉樹林の林の地上に生える
かさ径3~8cm、黄赤褐色~栗褐色
湿っているとき粘りあり
ひだ白色だが、古くなると茶色のシミを生じる
かさより淡色
その他針葉樹、広葉樹に発生
様々な食用きのこに間違えやすい
食後すぐか数時間後から嘔吐、下痢、腹痛

※実物の形状・色合いは気候条件等により写真と異なることがあります。詳しくは図鑑等をご覧下さい。 

食べて体に異常を感じたときは・・。

  • 速やかに医療機関で診察を受けましょう。
     
  • 食べ残しを持参し、症状を医師にきちんと説明しましょう。

猛毒キノコ「カエンタケ」発生のお知らせ

岡山県自然保護センター内で、カエンタケの発生が初確認されています。
死亡例がある程、毒性が強いため、見かけても触らないようにお願いします。
・岡山県自然保護センターホームページ(リンク)
・厚生労働省リスクプロファイル(リンク)