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バイ貝を食べるときは必ず唾液腺を取り除いてください!

印刷ページ表示 ページ番号:0003341 2007年5月15日更新生活衛生課

バイ貝によるテトラミン食中毒

岡山県内では、過去に3年連続で、エゾボラモドキ(通称:赤バイ)という巻貝が原因と疑われる食中毒事件が発生したことがあります。

バイ貝の殻バイ貝の中身

原因物質はテトラミン 

エゾボラモドキを含むエゾバイ科の貝は、山陰地方や北日本でよく漁獲されますが、唾液腺(内臓の一部で、上右写真のつまようじがささっている淡黄色の部分)にテトラミンという毒素を持っており、これを除去せずに食べると、食後30分後くらいで、頭痛、めまい、しびれなどの神経症状を起こすことがあります。ただし、死亡例はありません。

食べるときは必ず唾液腺を取り除くこと!!

 エゾボラモドキは、1個分の唾液腺でも中毒量のテトラミンを含む場合があります。
 テトラミンは熱に強く、煮ても焼いても分解されないので、これらの貝を購入した場合は、調理の前に必ず唾液腺を取り除くように注意してください。