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ビブリオ・バルニフィカスに注意しましょう!
ビブリオ・バルニフィカス
ビブリオ・バルニフィカスってどんなもの?
ビブリオ・バルニフィカスは、腸炎ビブリオやコレラ菌などと同じビブリオ科に属する細菌です。
海水中に広く生息しており、夏場の海水温が高い時期に繁殖します。
海水中に広く生息しており、夏場の海水温が高い時期に繁殖します。
どんなときに感染するの?
この菌に汚染された魚介類の生食や、海水中の菌が皮膚の傷口から侵入して人に感染します。
免疫力の低下している人、肝臓病や糖尿病の人、アルコール中毒の人、貧血などで鉄剤を内服している人などが感染しやすく、健康な人が感染することはほとんどありません。
感染するとどうなるの?
数時間から2日間の潜伏期を経て、発熱、皮膚(主に下肢)の痛み、腫れ、発赤などの症状で発症します。免疫力の低下している人、肝臓病や糖尿病の人、アルコール中毒の人、鉄剤を内服している人では、治療が遅れると感染が全身に広がり、極めて死亡率が高く、早期診断、早期治療が極めて重要です。
健康な人では下痢や腹痛を起こすこともありますが、重症になることはありません。
予防するにはどうすればいいの?
★免疫力の低下している人、肝臓病や糖尿病の人、アルコール中毒の人、鉄剤を内服している人は、夏場の魚介類の生食を控え、十分加熱して食べること!
★皮膚に傷があるときは、夏場の海水との接触を避けること!
さらに詳しくお知りになりたい方は、厚生労働省のホームページをご覧下さい。