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ネコひっかき病

印刷ページ表示 ページ番号:0003413 2007年5月1日更新生活衛生課

ネコひっかき病

この感染症は、文字通り、猫にひっかかれたり、咬まれたりすることで感染することが分かっています。
 しかし、人への感染経路は分かっていますが、そもそも、どうやって猫に感染するのか、猫の間でどう広まっていくのかについて、まだ確定はしていません。また、猫から猫に直接感染するかどうかもよく分かっていませんし、最近では、犬に咬まれたことで猫ひっかき病に感染したという報告もあります。
 ただし、予防法や治療法については確立されている感染症ですので、適度な距離をもったふれあいに努めましょう。

ネコひっかき病ってどんな病気ですか?

この感染症は、昔からその存在は知られていたものの、病原体があまりはっきりしませんでした。しかし、最近になり、バルトネラ菌という細菌が病原体であることが分かりました。
 主に、人が猫にひっかかれたり、猫や犬に咬まれたりすることで体内に入り、およそ2週間くらいで発熱やリンパ節が腫れるなどの症状が現れます。特に、リンパ節の腫れは長期間にわたって続く場合がありますが、適切な治療をすれば、症状が重症化したり死亡したりすることはありません。
 動物では、基本的に症状を示すことはなく、症状が現れても口内炎や軽いリンパ節の腫れくらいで済みます。

ネコひっかき病は治療できるの?

抗生物質の投与で治療することが出来ますので、おかしいなと思ったらお医者さんに相談してください。

ネコひっかき病はどんな動物から感染する可能性があるの?

基本的には猫が持っていますが、前述のとおり、犬に咬まれたことで感染した事例も報告されています。
 また、バルトネラ菌を持っているネコノミに刺されることで感染する事もあります。

私たちはどう気をつければいいの?

まずは、動物との適度なふれあいを心がけることが重要です。猫とじゃれ合っている時に皮膚をひっかかれて感染する事があります。この病気は、動物と触れあう機会が多い子供が多く感染するという報告がありますので、気をつけてください。
 その他に、ノミの駆除も有効とされています。