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ジビエを安全に食べるために

印刷ページ表示 ページ番号:0037960 2025年10月30日更新生活衛生課

ジビエを食べる際には、中心部まで十分加熱しましょう!

「ジビエ」とは、シカ、イノシシなど狩猟の対象となり食用とする野生鳥獣、又はその肉のことです。

野生鳥獣の肉やレバーなどの内臓は、新鮮なものであっても、細菌やウイルス、寄生虫などによる食中毒などの健康被害を起こす危険性がありますので、生食(刺身・タタキなど)してはいけません。

中心部まで火が通るよう、十分に加熱して食べましょう。

ジビエによる食中毒

野生鳥獣は、家畜として飼育されている牛・豚などと異なり、人による飼育管理がなされていないため、人に対する病原体(ウイルス、細菌、寄生虫など)を保有している可能性が高く、食品として一定のリスクが存在します。

野生鳥獣の肉を生のままや加熱が不十分な状態で食べることによって、E型肝炎ウイルス、腸管出血性大腸菌、サルモネラ属菌、旋毛虫等による食中毒が発生しています。

ジビエを安全に食べるための方法

 ジビエを安全に食べるために、次の点に注意しましょう。
 
● 野生鳥獣の肉(内臓を含む)は絶対に生で食べない。
● 野生鳥獣の肉は中心部まで火が通るよう、十分に加熱する。
● まな板や包丁など使用する器具を使い分け、きちんと洗浄、消毒する。
※北海道で市販されていた生豚レバーの一部からE型肝炎ウイルスの遺伝子が検出された報告もあります。
 ジビエだけでなく、豚肉や豚レバーなどの内臓も生で食べず中心部まで加熱して食べましょう。