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県庁舎の沿革

印刷ページ表示 ページ番号:0004023 2024年12月3日更新財産活用課

沿革

1 明治12年、天神山(岡山市北区天神町(現在、岡山県天神山文化プラザのある場所))に県庁舎を建設しました。
2 昭和20年6月、県庁舎が戦災により焼失したため、岡山市上伊福の元海軍衣料廠(現在県立岡山工業高校)を借り受けて仮庁舎としました。
3 昭和29年11月、現在地(岡山市北区内山下)に県庁舎を再建することが決定しました。
4 昭和32年1月、庁舎(本館)及び議会議事堂が完成しました。
5 昭和46年2月、西庁舎が完成しました。
6 昭和47年3月、南庁舎が完成しました。
7 昭和55年9月、議会棟が増築されました。
8 平成 3年3月、本館を増築(東棟)するとともに、庁舎屋上にヘリポートを新設しました。
9 平成16年7月、西庁舎の耐震化工事が完了しました。(免震工法)
10 平成28年3月、分庁舎(元三光荘)を供用開始しました。
11 平成29年1月、南庁舎を解体しました。
12 令和 4年6月、エネルギーセンター棟が完成しました。
13 令和 6年3月、本庁舎・議会棟(旧館)の耐震化工事が完了しました。

天神山の県庁(明治12年から昭和20年)

天神山の県庁

建設当時の県庁舎

建設当時の県庁舎(昭和32年)

現在の県庁舎

現在の県庁舎

県庁舎の文化的価値

登録有形文化財

県庁舎のうち、本庁舎本館、議会棟旧館、西庁舎は、国の登録有形文化財に登録されています。(2024年12月3日登録)

登録基準の該当項目
  ・建設後50年を経過
  ・造形の規範となっているもの

2024年7月19日に文化審議会の答申があり、次のとおり評価されました。
「岡山城二の丸跡に位置する現役の県庁舎。設計は前川國男。鉄骨鉄筋コンクリート造、地上9階地下1階建てで、下層はコンクリート打放仕上、上層は黒色枠のカーテンウォールを用いた外観とし、中央部のピロティや回廊で内外を一体として巧みに調和させた前川による戦後庁舎建築の大作。」

DOCOMOMO Japan 選定建築物

県庁舎は2016年、DOCOMOMO Japan(日本におけるモダン・ムーブメントの建築)に選定されています。

※選定基準
  a. 装飾を用いるのではなく、線や面の構成による美学が適用されている。
  b. 技術の成果がデザインに反映されている。
  c. 社会改革的思想が見られる。
  d. 環境形成(広場や建築群の構成)という観点でデザインされている。

※DOCOMOMO (The Documentation and Conservation of buildings, sites and neighborhoods of the Modern Movementの略称)は、モダン・ムーブメント(近代運動)の推進に寄与した建築の歴史的、文化的重要性を訴え、その記録と現存建物の保存に関する活動を展開する国際的学術組織
県庁舎