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ヒナを拾わないで!
春から夏にかけては野鳥たちの繁殖シーズンです。
この時期は、地面に落ちて迷子になったように見えるヒナを見かけることが多くなる季節です。
しかし、そのヒナは迷子になっているのではありません。
絶対に連れて行かないでください。
Q&A
なぜ地面に落ちているヒナをよく見かけるのですか?
巣立ちしたばかりのヒナはうまく飛べません。だから枝から枝へ移るときなどに地面におりてしまうことがあるのです。
ヒナを見つけたときは、どうしたらよいのでしょうか?
近くに姿が見えなくても親鳥は必ずヒナのもとへ戻って世話をします。人がヒナのそばにいると、かえって親鳥はヒナに近寄れません。そのままにしてそっと離れましょう。
ネコが近くにいて心配ですが…?
近くの木の枝先など、ネコが近寄れない場所にとまらせてあげましょう。
人が野鳥のヒナを育てることはできないのでしょうか?
私たちはヒナに飛び方や身の守り方を教えられません。自然の中で自立して生きていけるように育てることはとても難しいことです。そもそも、許可なく野鳥を飼うことは法律で禁止されています。
関連情報
(公財)日本鳥類保護連盟、(公財)日本野鳥の会、NPO法人野生動物救護獣医師協会は、共催(環境省:後援)で「ヒナを拾わないで!!」キャンペーンを実施しています。詳しくはこちらをご覧ください。
ヒナが明らかにケガをしていて動けないなど、ご心配なときは下記の県鳥獣保護センターにご相談ください。
(連絡先) | |
●岡山県鳥獣保護センター(池田動物園内) | Tel 080-2572-6888 |
●岡山県自然保護センター (火曜日及び祝日の翌日、年末年始は休み) |
Tel 0869-88-1190 |